くらし 村長日記(71)

長生村長 小髙陽一

6月に入りました。またうっとおしい梅雨、そして暑い夏がやってきますが、私はこの6月が好きです。
長生村の真っ平(たい)らな田んぼが緑の絨毯(じゅうたん)となり、その上をそよぐ透き通った風が頬を優しくなでてくれ、またその何とも言えぬ匂いが最高なんです。うまいんです。
ふるさと納税のお礼の電話をする時、返礼品に太陽の里や技術専門校跡地にあるBUB(バブ)キャンプ場などの利用を選択した方には、来村する時期は夏の一松海岸もいいですが、6月の田んぼを渡る風がとてもおいしいですよ、とおすすめしています。
そのふるさと納税ですが、令和6年度千葉県内全54市町村の受入見込額の取りまとめにより、長生村は4億8833万3千円で14位という内容でした。
担当課の頑張りもあり、前年度比4187件、7217万円余の増でしたが、目標の5億円には少し足りず、4年前の千葉県1位10億7900万円余の半分以下となっています。
ここ数年、どこの市や町もふるさと納税の獲得に力を入れ始め、長生村は17町村の中ではトップでしたが、主力の返礼品である米は全国で競争が激しく、海産物においても、県内の他市で主力としていることが多いことから、これも厳しい状況です。
そこで皆さんにお願いです。村の住民サービス向上のため、ぜひ村外に住む、ご親戚、お友達に長生村へのふるさと納税と6月のおいしい風を味わいに来てくれるよう頼んでいただけないでしょうか。
お問い合わせは、役場企画財政課【電話】0475-32-4743までお電話ください。