くらし 地域おこし協力隊 しこつーしん

◆Vol.14 木こりんブルワリーに本場ドイツ視察団がやってきた!
毎日あっついですね~。熱中症には本当にお気をつけください!
地域おこし協力隊の武田史子(たけだしこ)です。

6月18日(水)、それは、梅雨と思えない、蒸し暑く晴れた日。
長柄町に、道路いっぱいサイズの、巨大な観光バスが降臨!
そこから20名以上もの集団が、ながら木こりんブルワリーに大挙してくるではないですか!
その正体は…!?
ドイツ・デュッセルドルフ市からの視察団。
千葉県とデュッセルドルフ市は姉妹都市で、定期的に交流を深めており、今回もケラー市長が来県し、熊谷知事と意見交換を行ったとのこと。

そのデュッセルドルフ市、実は、木こりんブルワリー“イチ推し”のビアスタイル「アルト」発祥の地。
そして、千葉県で唯一「アルト」を定番化して作っている醸造所が「木こりん」なんです!
というご縁で今回、本家デュッセルドルフの伝統的な4大醸造所の1つである「ツム・シュリッセル醸造所」の創業家・ガツヴァイラー家のオーナー一族、副市長をはじめとする御一行が来町。
いわば、圧倒的な“本家”が、長柄町で去年始めたばかりの“ひよっこ”の視察に…!
アニメなら「胸アツすぎる展開に、震えが止まらない」奇跡的な展開です。
視察は、木こりんブルワリーの井上さんによる施設紹介、月岡町長・若菜副町長のご挨拶やプレゼント交換などで大盛況!
そして、木こりんブルワリー渾身の「アルト・ヴァイツェン・ペールエール」と、シェフ安島ちはるさん考案&調理「特製ランチ」でおもてなし!

ランチは、日本の家庭の味を楽しんでいただきたい!思いを込めたメニュー。
“木こりん”らしく、手作りの木製プレートにのせ、旬の青梅を添えたセッティング。
テラスからの、里山が一望できる景色も、料理と合わせて満喫いただきます。
前菜は、だし巻き卵、アジの南蛮漬け、青菜の白和え、ごぼうの唐揚げ。
それから、長柄味噌のソースでいただく春かぶのロースト、の5品。
メインは「木こりんアルト」で煮込んだ、豚肉のビール角煮。
目にも鮮やかな五目ちらし、長柄産まいたけの味噌汁と、ラストは“青梅”(本物そっくり!写真撮り忘れた…)の和菓子。
「お料理、美味しい!」「景色もビューティフル!気持ちまで充電できた」とみなさん、上手な箸使いで、心から堪能いただけた様子。

さて、気になる「本家による、長柄産アルトの感想」はいかに?
「ドイツから遠い日本の千葉県でも、アルトを作ってもらえて嬉しい!
本場とは違うけれど(ろ過をする・しない等の違いがあるそう)、飲みやすくフレッシュで、素晴らしいビールですね!」
…って、最高に嬉しい“おすみつき”をいただけたのでは!?
「本場だけの“秘密”は、デュッセルドルフに来たら教えてあげる」
とのことで、これは、ここからアルトを愛する醸造所・町との交流は続くよ…の予感ですね。

今回、このイベントの準備から当日の運営裏方まで参加させていただきましたが、貴重な“はじまりの場”に立ち会えて、大興奮でした!

問い合わせ先:産業振興課農林振興係
【電話】35–4447