文化 生誕100年 朝倉響子展
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- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都台東区
- 広報紙名 : 広報たいとう 令和7年4月20日号
5月11日(日)→21日(水)
上野の森美術館ギャラリー(台東区上野公園1-2)
10:00~17:00 会期中無休・入場無料
※各日先着50人に「朝倉響子作品ポストカード」をプレゼント。
本年は、台東区名誉区民・朝倉文夫氏の次女である朝倉響子氏の生誕100年の節目の年です。
本展では、没後にご遺族から寄贈いただいた作品群の中から、厳選した12作品を展示します。
作品を通して、〝彫刻家・朝倉響子〟の魅力をご堪能ください。
■作風
洗練された都会的な女性像を多く制作することで自身の様式を確立しました。
街なかに設置されている響子作品は、街の風景に溶け込み、場と調和しつつも埋没することなく、空間に確かな変化をもたらす独特の存在感を有しています。
■略歴
◇朝倉響子(1925~2016)
1925年12月9日、東京市下谷区谷中天王寺町で生まれる。父は彫刻家の朝倉文夫。姉は日本画家を経て舞台美術家として活躍した朝倉摂。父が主宰する朝倉彫塑塾で彫刻を学び、朝倉彫塑塾展覧会にも出品し研鑽(さん)を積む。1942年第5回新文展で[望]が初入選。
特選を重ね、最年少で審査員となるも日展を脱退。団体に属さず、個展を中心に活動し、自由な立場で制作を続けた。1979年に[F]が第7回長野市野外彫刻賞を受賞。2016年、永眠(享年90)。
■関連企画 朝倉彫塑館常設展示内特集「朝倉摂が描いた妹・響子」開催中(6月4日(水)まで)
響子は、姉で画家だった朝倉摂のモデルを頻繁に務めています。
摂のスケッチからふたりの関係を見つめます。
主催:台東区芸術文化財団
◇朝倉彫塑館
所在地:谷中7-18-10
開館時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日:月・木曜日(祝休日の場合は翌日)
入館料:
一般 500円
小中高生 250円等
問合せ:
【電話】03-3821-4549
問合せ:文化振興課
【電話】03-5246-1153