文化 企画展「江戸・明治の美術-根岸のたからものー」

幕末生まれの中村不折は、江戸時代の美術を、日常に存在し、幼少時の心象風景に溶け込んだごく身近なものとして慈しんでいました。不折は幼い頃、歌川広重の浮世絵版画がお気に入りで、絵本がわりにいつも眺めていたといいます。不折の邸宅は、江戸時代に御隠殿の一部であった場所に建てられ、居宅の壁間や床の間には江戸や明治の書画が掛けられていました。本展では、中村不折コレクションを中心に、根岸に残る個人蔵の江戸・明治の書画も同時に展示します。また、子規を中心とした明治の文豪たちの作品コーナーも設けます。
日時:9:30~16:30(入館は16:00まで)
前期は9月28日(日)まで
後期は10月9日(木)〜12月14日(日)
入館料:一般500円、小中高生250円
休館日:月曜日(祝休日の場合は翌日)、9月29日(月)〜10月8日(水)

場所・問合せ:書道博物館
【電話】3872-2645