くらし 夢 新千円券 裏面の葛飾 北斎「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」にもご注目を!
- 20/20
- 前の記事
- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都墨田区
- 広報紙名 : 墨田区のお知らせ「すみだ」 2024年8月1日号
◆墨田区長 山本 亨
7月3日、日本銀行において、日本銀行券の贈呈式が開催され、植田 和男日本銀行総裁から、本区に新千円券(記番号「AA000006AA」)が贈呈されました。日本銀行では、新紙幣の肖像等に関係の深い地方公共団体等に対し、該当する新紙幣を贈呈しており、この度、新千円券の裏面に葛飾 北斎「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が採用されたことに伴い、北斎生誕の地である本区が若い記番号の新千円券の贈呈を受けました。今回のデザイン選考に当たっては、「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」の色調が千円券の主な色味である青色に合い、世界的にも知名度が高く、国民にもなじみの深い富士山をデザインモチーフにしている点などが評価されたそうです。
また、すみだ北斎美術館では「新千円札発行記念 浪裏まつり」が同日に開催され、多くの来場者でにぎわいました。当日は「新千円札紹介コーナー」が人気で、特設のフォトスポットで皆さんが楽しそうに写真を撮り合っている姿がとても印象的でした。現在、贈呈された新千円券は、すみだ北斎美術館で開催中の特別展「北斎グレートウェーブ・インパクト“神奈川沖浪裏の誕生と軌跡”」で展示されています。この特別展は8月25日まで開催していますので、夏休みのひと時、暑さを吹き飛ばすような“グレートウェーブ”を、多くの皆さんにご堪能(たんのう)いただきたいと思っています。
例年にも増して、酷暑の夏が続きます。外出の際は、区内の「クールスポット(クーリングシェルター)」や「涼み処」の活用、室内でも冷房を適切に利用するなど、体調管理には十分気を付けてお過ごしください。