くらし 子ども・若者の意見を聞き、子ども・若者ならではの発想を区政に活(い)かす

■~子どもとともに創るウェルビーイングシティしながわ~
品川区は「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」に選定されています!

区では、6年10月に品川区SDGs未来都市計画を策定し、「子どもとともに創るウェルビーイングシティしながわ」をテーマに、子どもの柔軟な発想をまちづくりに取り入れることで、常識にとらわれない新時代のSDGs推進都市の実現を目指しています。
今年度、子どもや若者の声を区政に反映させる取り組みとして「中高生リバースメンター事業」と「品川区こども会議」を実施しました。

詳しくは以下をご覧ください。

■中高生リバースメンター*事業
区の地域課題や社会課題について問題意識を持つ中学・高校生が区長のメンター(相談役)となり、最終的に区長へ政策を提言しました。6年度に策定した「品川区SDGs未来都市計画」に基づく都内初の事業です。
*リバースメンターとは、一般的に部下や若手職員などが上司や管理職のメンター(相談役)となり、アドバイスを行うことです。

参加者:区内在住か在学で、区の地域課題や社会課題について問題意識を持つ中学・高校生(相当年齢)の方10人

○子ども・若者の声を区政に
区では、それぞれの事業で提案された意見や政策の事業化に向けて、具体的な検討を進めていきます。

○提言までの流れ
(1)委嘱式・意見交換会〔6月15日(日)〕
森澤区長から委嘱状を交付された後、リバースメンター(子どもたち)が自身の問題意識を基に、区長・教育長と意見交換を行いました。

(2)検討会(全4回)〔7・8月〕
専門家や区職員のサポートを受けながら、リバースメンター自ら問題意識を深掘りし、アイデアを磨き上げました。

(3)区長への政策提言〔9月21日(日)〕
約3カ月間にわたり、調査・検討し練り上げた内容について、森澤区長にプレゼンテーションを実施し、政策提言しました。

○実際に提言された内容
・投票率向上に向けた仕組みづくり
・SNS犯罪から子どもを守る教育
・区の情報発信力の強化
・たばこの受動喫煙防止
・教員不足を補う大学との連携強化
・西大井駅前の活性化
・旧東海道の魅力発信
・地域企業と連携したSTEAM教育
・危機感を継承する環境教育モデル
・子ども食堂を軸とした子どもの支援

問い合わせ:企画課SDGs担当
【電話】5742-7864【FAX】5742-6870

■品川区こども会議
こどもに関する施策の実施にあたり、子ども・若者の意見の尊重、意見を表明する機会の確保などを定めた「こども基本法」に基づき、区では7年4月に「品川区こども計画」を策定しました。品川区こども会議は、こどもたちの多様な意見を聞き、その声を区政に反映させるための意見やアイデアを集めることを目的にした事業です。
参加者:区内在住か在学で、検討テーマに興味・関心のある小学5年生~18歳の方18人
検討テーマ:
・こどもの意見を言いやすい環境づくり
・だれも孤独にしない、させないための取り組み
・こどもの居場所や体験活動の機会の充実

○報告までの流れ
(1)検討会(全3回)〔7・8月〕
同じテーマに興味がある仲間とグループになり、テーマについて検討・議論しました。

(2)区長への報告会〔9月1日(月)〕
検討会で検討した内容を発表し、こどもたちがまとめた意見書を直接、森澤区長へ手渡しました。

○実際に報告された内容
・学校で子どもの権利条約などを知って、「品川区こども条例」をつくる
・みんなが入りやすいカウンセリングルームをつくる
・目的に合わせた部屋で、学年を気にせず、安心して利用できる場所をつくる ほか

問い合わせ:子ども育成課子ども育成係
【電話】5742-6720【FAX】5742-6351

問い合わせ:
企画課SDGs担当【電話】5742-7864【FAX】5742-6870
子ども育成課子ども育成係【電話】5742-6720【FAX】5742-6351