くらし 区長コラム

こんにちは、長谷部健です。
最近、月日が経つのが早く感じられ、気が付けば今年ももうすぐ半分が過ぎようとしています。区民の皆さまもご健勝のことと存じます。先日、高知県高知市と秋田県大館市に伺ってきました。
高知市とは、原宿・表参道でのスーパーよさこいが20年以上続いている関係から、昨年8月に観光・文化交流協定を締結しました。私自身、今回が初めての訪問となったのですが、桑名龍吾市長をはじめ、多くの方々とお話をさせていただきました。また、原宿外苑中学校も修学旅行で高知市を初めて訪問し、熱い歓迎を受けました。本場よさこいの会場である大橋通り商店街で、学校で取り組んでいるよさこい踊りを披露し、本場の踊り連ともご一緒させていただき、大いに盛り上がりました。子どもたちをはじめ、関わった方々の笑顔に触れ、渋谷区と高知市の友好の架け橋として、良い思い出づくりになったとともに、渋谷区への期待の高さを改めて感じました。
大館市とは、忠犬ハチ公を縁として、令和4年に交流促進協定を締結して交流を深めてきました。今回は、大館市の忠犬ハチ公慰霊祭に参加しました。慰霊祭が行われた秋田犬の里は、ハチ公が存命だった頃の渋谷駅をモチーフとし、広場にはハチ公広場にあった通称青ガエル(東急の旧5000系車両)も佇(たたず)んでいて、ハチ公が紡いでくれた縁を改めて感じました。渋谷区の学校給食での米飯は、全て大館産のあきたこまちを使用しています。米価が値上がり、流通量が減少する中でも、供給が滞ることなく提供できていることについて、石田健佑市長はじめ関係者の方々にお礼を申し上げてきました。5月の大館は山の上の辺りを残して桜が咲き終わった後となりますが、木々の緑が一気に芽吹きだした光景は、見る人を元気にしてくれます。秋の紅葉シーズンとの対比で、この光景を地元では「山が笑う」と表現されていたのが印象的でした。
引き続き、両市との交流を深めてまいります。