子育て 子どもたちに、家庭のぬくもりを~知っていますか里親制度
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- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都中野区
- 広報紙名 : なかの区報 2025年10月5日号
■10月は里親月間
さまざまな事情で元の家庭で暮らせない子どもたちの数は都内に約4,000人。その多くが、児童養護施設等で生活しています。そのような子どもたちを自分の家庭に迎え入れ、温かい愛情と安心できる環境で養育する仕組みが里親制度です。
◇なぜ里親制度が必要?
子どもの健やかな成長には、安心できる居場所と自分を家族として見てくれる大人の存在がとても重要です。
家庭で大切にされる経験や何気ないやり取りを通じて、子どもは安心感や自己肯定感を育みます。
◇いろいろな里親のかたちがあります
預かる期間は数日から長期まであり、お子さんの年齢も乳幼児から中高生までさまざま。また、養子縁組を希望し、戸籍上の家族となることを前提とした里親を選択することもできます。
他にも、親が子どもを養育できない場合に、祖父母等の親族が里親となる親族里親もあります。
◇実際の里親の声
・「お母さんになることが夢だった」と話すと、「じゃあ夢が叶ったんだね」と言ってくれました。日々の会話の中に喜びがあり、出会えたことに感謝しています
・「おいしい」「ありがとう」と言ってくれる何気ない日常や、外食などの予定を一緒に考えることに幸せを感じます
・実子が里子に優しく接する姿を見て、実子の成長も感じられました。体力的な不安もあるけれど、これからの楽しみの方が大きいです
・大人中心だった生活が子ども中心に。仕事の休みを取って一緒に遊びに行くのが、日々の楽しみになっています
◇もっと知りたい方は 養育家庭(里親)体験発表会にご参加を
日時:11月1日(土)午前10時から
会場:区役所1階ミーティングルーム
☆事前申込制。詳しくは、区HPをご覧ください
◇児童相談所長からみなさんへ
里親を必要としているお子さんは、現在もたくさんいます。
里親という家族のかたちで、私たちと一緒に子どもたちの成長を支えていきませんか。
里親についてもっと知りたい、そう思ったら気軽に相談してください。
◇気軽に相談を
里親の方のための支援機関があります。里親登録後も家庭をサポートします。
問合せ:中野区フォスタリング機関「里親子サポートとこりん なかの」
【電話】6382-6501
☆平日午前9時30分~午後5時30分
問合せ:児童相談所企画調整係(中央1-41-2 みらいステップなかの内)
【電話】5937-3289【FAX】5937-3354
