- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都豊島区
- 広報紙名 : 広報としま 令和7年5月1日号(特集版)
■Diversity Toshimaとしまで生まれる多様な人との交流
Memo
ミャンマーを代表する麺料理
モヒンガー
レモングラスの香りと玉ねぎの甘味が効いた魚のスープは、やみつきになる美味しさ。ミャンマーの食文化に欠かせない一品です。
国籍やルーツを超えて手を取り合えるまちへ
チョウチョウソーさん
レストランルビー店主(ミャンマー出身)
豊島区でミャンマー料理のレストランを営みながら、在住外国人向けの日本語教室や、ミャンマーにルーツを持つ子ども向けのミャンマー語教室を開くコミュニティ活動にも取り組んでいます。ミャンマー出身者や外国人が安心できるつながりをつくりたいという思いから始めました。ルーツが違っていても「同じまちで共に暮らしている」という事実を大切にすれば、手を取り合えます。実際に、私たちは近隣大学と連携し、日本語教室などを実現しました。日本語教員を目指す学生には指導経験の場として、外国人には日本語を学ぶ場として提供しています。今後も豊島区で暮らす人々が国籍を超えてさらにつながれるよう、交流の輪を広げていきたいです。
母国のカフェ文化からまち全体を活気づける
ヴォーン・アリソンさん
MIA MIA(マイアマイア) TOKYO店主(オーストラリア出身)
東長崎でカフェ「MIA MIA」を営んでいます。日本の多くのカフェと異なるのは、私の出身であるオーストラリアのカフェのように、お客さんと必ず会話をするということ。訪れた人全員が元気になれる居場所を目指し、オープンな雰囲気を重視して店内のレイアウトにもこだわっています。おかげで、多い日には250人以上ものお客さんが集うように。このカフェを拠点に、東長崎全体をより活気のあるまちにしたい。そこにいると、色々な生活に出会う。気づけばみんなが身近なことや好きなこと、夢について話したくなってくる。そんなコミュニケーションが生まれる場です。私が実際に訪れて素敵だと思った東長崎の魅力を詰め込んだまち歩きMAPも用意していますので、ぜひお店に立ち寄ってまちを丸ごと楽しんでください。
Memo
コーヒー大国オーストラリア
独自のカフェ文化
オーストラリアのまちには、数々のローカルカフェが立ち並びます。種類豊富なパンと高品質なコーヒー、そして少しの会話で1日の元気を届けます。
多様性の豊かさを支えるとしまの取組み
文化や習慣の異なる生活に不安を抱く外国人が安心して暮らすことができるよう、適切にサポートする体制をつくり、国際交流イベントなどへの支援も進めています。
生活をたすける、言語を知る
日本語教室
ボランティアによる日本語教室※詳しくは本紙をご覧ください。
小・中学生対象教育センターの日本語指導教室※詳しくは本紙をご覧ください。
ボランティアの方の声
北大塚子ども日本語サークル 堀 富士夫さん
私は、日本に来た多くの子どもたちが不安を抱えているのを見て、力になりたいと思い本格的に子どもの日本語学習支援を始めました。日本語能力の向上は目標ではなく手段です。日本社会で安心して自信をもって生活ができるようになってほしいと、ボランティアの皆さんと協力しています。最初は不安そうにしていた子どもたちが、日本語学習を通して笑顔を見せ、次第に積極的に声を発するようになってくる姿にはいつも感動しています。
生活に必要な情報を一元化!
外国人のための生活インフォメーション
がいこくじん※詳しくは本紙をご覧ください。
せいかつ※詳しくは本紙をご覧ください。
区内在住の外国人の方に向けて、税金、健康保険、ごみの分別など、生活に役立つ様々な情報を7言語で発信しています。
DAILY LIFE INFORMATION※詳しくは本紙をご覧ください。
問合せ:多文化共生推進グループ【電話】03-3981-1782