- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都葛飾区
- 広報紙名 : 広報かつしか 令和7年5月25日号
本格的に暑くなる夏に向けて「体を暑さに慣らす」暑熱順化が大切です。
熱中症は、発汗による体温調節が上手くできず、体内に熱がこもってしまう状態です。体の暑熱順化が進むと汗をかきやすくなり体内から熱を効率よく逃がせるようになるため、熱中症予防につながります。
■熱中症予防のポイント
1 暑熱順化の実践
日常生活の中で行える適度な運動や、シャワーだけでなく湯船に入るなど、汗をかく習慣を身に付けましょう。
暑熱順化には数日から2週間程度かかります。
2 暑さを避ける工夫
屋外では帽子や日傘を使用しましょう。また、暑くなる時間帯を避けて外出をしましょう。
屋内でも熱中症は起こります。熱がこもらないように窓を開けて風通しを良くしたり、エアコンや扇風機などを上手に使いましょう。
3 水分補給
喉が渇いていなくても、起床時や入浴前後、外出時などには小まめに水分補給を行いましょう。
水分補給は1日当たり1.2リットルが目安です。持病のある方は、水分のとり方について主治医に相談してください。
4 体調管理
バランスの取れた食事や十分な睡眠時間を取ることを
心がけましょう。
5 熱中症警戒アラートを活用
環境省が発表する熱中症警戒アラートを確認しましょう。
アラート発表時は、不要不急の外出を控え、暑さを避ける工夫をしましょう。
熱中症警戒アラートは、環境省HPをご覧になるか、環境省のLINE公式アカウントを友だち追加すると確認できます。
■熱中症の症状と対応
めまい・頭痛・立ちくらみ・足がつるなどの症状は、熱中症の恐れがあります。水分・塩分の補給や、涼しい場所への避難、体を冷やすなどしましょう。それでも症状が改善しない場合には、医療機関を受診しましょう。
担当課:青戸保健センター
【電話】03-3602-1284