健康 健康コラム128

■健康寿命日本一のまち、青梅へ
新町クリニック院長・青梅市医師会会長 神應知道

現在、私は「つながる医師会、見える活動、多職種と支え合うワンチームの医の力-地域で目指す健康寿命日本一への道!」というスローガンを掲げ、新たな一歩を踏み出しました。青梅市は少子高齢化をはじめ、今後さまざまな課題に直面する地域です。だからこそ、「今からの行動変容」が本当に大切です。
私たち医師会だけでは決して成し遂げられません。歯科医師会、薬剤師会をはじめ、医療従事者の皆さんはもちろん、行政や地域の皆さんと一丸となって、未来に向けたチャレンジを続けていきたいと考えています。「自分は関係ない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。けれど、今後このまちで安心して暮らすためには、一人ひとりの健康への意識と、小さな一歩の積み重ねが必要です。
たとえば、健診を受ける、食事や運動に少し気を配る、地域の健康イベントに顔を出してみる。そんな小さな行動が、青梅全体の健康づくりにつながります。青梅の未来は、誰かのものではなく、私たち全員のものです。このまちの健康は、「誰かがやってくれる」ではなく「私も関わることができる」という意識から始まります。
市民の皆さん一人ひとりのご理解とご協力が、私たちにとって何よりの力になります。ともに手を携えながら、「健康寿命日本一のまち・青梅」の実現に向けて、一歩ずつ歩んでいきましょう。

問合せ:健康センター
【電話】23-2191