くらし 手のことば「手話」を知っていますか?~(仮称)町田市手話言語条例の制定に向けて

■皆さんは、聴覚障がいのある方と出会ったことがありますか?
手話は、耳が聞こえなかったり、声を出して話すことが難しい聴覚障がいのある方が、手指の動きや表情などを使って意思を視覚的に表現する視覚言語(手のことば)であり、日本語とは異なる独自の語彙(ごい)や文法体系を持つ言語です。
市では、手話を必要とする聴覚障がいのある方々が手話を使いやすい環境をつくり、安心して生活することができる社会を実現することを目指し、「(仮称)町田市手話言語条例」の検討に着手します。
今回は、手話を使いやすい環境づくりの一環として、聴覚障がいの特徴、手話の必要性、手話のあいさつの一つである「こんにちは」を紹介します。今後も、本紙で手話について紹介していきます。

■聴覚障がいってどんな障がい?
周りの音や話し言葉が聞こえにくかったり、ほとんど聞こえなかったりする状態をいいます。
放送や呼び出しに気付かなかったり、危険に気付きにくかったりしますが、見た目では分かりにくいので、困っていても周りの人に気付いてもらえないことがあります。

■なぜ手話が必要なの?
聴覚障がいのある方は、何かを伝えるときに目に見えて分かる方法を使う必要があります。
手話は、私たちが日本語で会話をする時に声の調子を変えるのと同じように、手だけでなく表情やしぐさを使うことで、気持ちを豊かに表現することができる言語であり、手話を母語とする方々にとって、なくてはならないコミュニケーションの方法です。

■「こんにちは」は、手話でどう表現するの?
※詳細は本紙P.4をご覧ください。

■手話表現をやってみよう
「こんにちは」は、「昼」+「あいさつ」の手話を組み合わせて表します。「昼」は片手の人さし指と中指を立て、人さし指の付け根をおでこの中央に当てます。「あいさつ」は両手の人さし指の腹を向かい合うように立て、お互いがお辞儀をするように曲げます。
※詳細は本紙P.4をご覧ください。

問合せ:障がい福祉課
【電話】724-2148【FAX】050-3101-1653