- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都町田市
- 広報紙名 : 広報まちだ 2025年8月1日号
■「まちだ未来づくりビジョン2040」及び「町田市5ヵ年計画22-26」2024年度の取り組み結果
2024年度はこんなことに取り組みました
「まちだ未来づくりビジョン2040」は、市政運営の基本となる計画です。市では、2040年に向けて“なりたいまちの姿”と“行政経営の姿”を掲げ、誰もが「なんだかんだ言っても、やっぱり町田が一番」と思えるまちの実現を目指しています。
ビジョンの実行計画となる「町田市5ヵ年計画22-26」では、今後の財政見通しに基づいて、どのようにまちづくりを行い、何に重点的に取り組むかを「重点事業プラン」と「経営改革プラン」として定め、総合的かつ計画的にまちづくりと行政経営改革を進めています。
これらの計画に基づいて2024年度に取り組んだ事業の主な成果を紹介します。「まちだ未来づくりビジョン2040」及び「町田市5ヵ年計画22-26」の取り組み結果の詳細は、市HP(本紙二次元コード)をご覧ください。
◆重点事業プラン
○子どもの参画の推進
・まちだコドマチ条例(ルール)の施行
子どもたちが参画しながら制定した「町田市子どもにやさしいまち条例(まちだコドマチ条例(ルール))」を2024年5月5日に施行
・まちだ若者大作戦の実施
若者が“やりたいこと”を自らの力で実現できるよう市が後押しする「まちだ若者大作戦」により、ダンスや演劇等さまざまな企画が実現
○中学校給食センターの整備
全市立中学校で温かい給食を提供するための給食センター整備を進め、2025年1月に鶴川エリアでの提供を開始
○「鶴川香山園(かごやまえん)」のオープン
歴史的建物と緑豊かな庭園を持つ和の空間で、地元食材を使ったレストランでの食事も楽しめる都市公園が2025年1月に開園
○町田駅周辺の賑(にぎ)わいづくりとまちづくりの推進
・原町田大通りの憩いと賑わい空間づくり
拡幅した歩道上の空間“はっとterrace”の活用開始と、(株)町田まちづくり公社による“町田駅前交流拠点 はっとまちだ”の開所
・町田駅周辺地区のまちづくりの推進
官民一体でのまちづくりを推進する共通指針として、2024年6月に「町田駅周辺開発推進計画」を策定し、A~D地区とJR横浜線町田駅南地区の開発を推進
○地域の相談支援体制の強化
福祉に関する地域相談の窓口である「まちだ福祉〇(まる)ごとサポートセンター」を、忠生地域と南地域に開設
○障がい者差別の解消推進
「町田市障がい者差別をなくし誰もがともに生きる社会づくり条例」を2024年10月に施行し、周知活動や出前講座を通じて市民や事業者の理解を促進
◆経営改革プラン
・顧客に合わせた情報発信の拡充のため、町田市ホームページをリニューアル。電子チラシサービス「Shufoo(シュフー)!」を利用した、「広報まちだ」の配信を開始。
・市民の利便性向上と市役所業務の生産性向上に向け、オンライン行政手続検索サービス「AIナビゲーター」や、「オンライン窓口予約システム」を導入。
・LINE等を活用し、国民健康保険の加入・脱退の申請や、高額療養費の申請など、新たに122件の行政手続きをオンライン化。
・教員の負担軽減のため、中学校全員給食開始に伴い、給食費の公会計化を実施。
◆計画の達成状況
重点事業プラン:目標達成率86%
経営改革プラン:目標達成率96%
※すべての取り組みの達成率の平均から算出しています。
◆計画額と決算見込額との比較 財政見通し
歳入は、「市税」など、いずれの項目でも計画額を上回りました。歳出は、「義務的経費」が計画額を上回りました。その他の経費では「政策的事業費」が計画額を下回りましたが、「経常事業費等」「繰出金等」が計画額を上回りました。
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問合せ:企画政策課
【電話】724-2103