健康 〔コラム〕歯科医師会

■お口の筋トレで健康ライフ!
皆さんは「お口ポカン」という言葉をご存じでしょうか。乳児や幼児のお子さんが、遊んでいる時やテレビを観ている時に30秒以上お口を開けたりしていませんか。もしそうなら口呼吸が癖になり、口から細菌やウィルスが入って鼻詰まり・感染症・むし歯・口臭の原因になる事があります。また、習慣化すると歯並びや顔の形の歪みにつながる事もあります。ではどうすれば良いのでしょうか。一つにはお口の周りの筋肉を鍛えることである程度予防することが可能です。
今までは問題の無かったかたも、加齢による筋力低下で唾液や食べ物が誤って気管に入ってしまう誤嚥(ごえん)による肺炎のリスクが高まる事があります。お口の機能低下を防ぐには年齢に関わらずお口周りの筋肉トレーニングが大切です。
また、舌の役割も大切です。食べ物を一つにまとめてスムーズに飲み込んだり、明瞭な発音をする上で大切です。
一方、頬杖をついたりうつぶせ寝や横向きでの睡眠など、普段の何気ない「癖」がお口の機能低下の原因になる事もあります。お口の機能を適切に保ち、健康で快適な毎日を送りましょう。

東村山市歯科医師会