- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都多摩市
- 広報紙名 : たま広報 令和7年5月20日号
吸う人も、吸わない人も、協力しあえるまちへ
■市の条例では喫煙制限区域を規定しています
多摩市受動喫煙防止条例では、市内4駅周辺に定めた受動喫煙防止重点区域の他、日中の公園および子どもが利用する施設などの周辺路上を禁煙としています。
また、喫煙制限区域以外の場所も、市民の責務として「他人に受動喫煙を生じさせることがないよう努めなければならない」とする努力義務が定められています。
■巡回指導員による指導件数
受動喫煙防止重点区域等巡回指導員による指導件数が急増しています! 市では、条例により喫煙制限としている区域に受動喫煙防止重点区域等巡回指導員を派遣し、条例違反が確認された方への声かけ指導を行っています。
令和6年度は、635件の声かけ指導を行いました。
■市にはこんな声が届いています
令和6年度に市民の皆さんから寄せられた「たばこ」に関する声は、延べ59件でした。なかでも多かったのは、「路上喫煙に困っている(21件)」であり、いただいた声の3割を超えています。
また、「受動喫煙が生じている」との声は30件であり、その発生場所も路上に限らず、公園や個別住戸、事務所など多岐にわたっています。望まない受動喫煙を防ぐために、引き続き皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
■禁煙したい方を応援します!
▽たばこは全身の疾患にかかわります
喫煙はがんやCOPD(慢性閉塞性肺疾患)だけでなく、脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患、2型糖尿病、歯周病、早産など数多くの健康への影響があります。また、紙巻きたばこだけでなく、加熱式たばこにもニコチンや発がん性物質が含まれています。
禁煙を長く続けることで、あらゆる病気のリスクを減らすことができます。たばこがやめにくいのは、「ニコチン」という物質がニコチン依存症という病気を引き起こすためです。
医療の力を借りて、あなたも禁煙への一歩を踏み出してみませんか?
■禁煙治療費を助成しています
医療機関で受けた禁煙治療費の2分の1を市が助成します。
▽禁煙治療を利用した方の声
・喫煙場所を探さなくて良くなった!
・たばこ代の節約にも♪
・ストレスが少なく、効果を感じました!
※禁煙治療内服薬が出荷停止中のため、ニコチンパッチによる治療が主となっています。治療の詳細は、医療機関でご確認ください
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問い合わせ:健康推進課
【電話】376-9139【FAX】371-1235