くらし 中之郷自治会 対話集会(1)

4月29日に行われた「中之郷自治会」での対話集会の内容は次のとおりです。

■要望1 上浦地区の町営住宅について
上浦地区にある町営住宅は今後どうなりますか。解体の予定や跡地はどうなるのか教えてください。

▽回答
上浦団地は、耐用年数を迎え、現在政策空き家として管理しています。入居中の皆さんには、建設中の粥倉団地への転居を案内する予定です。転居完了後、町として上浦団地の活用方法について、多角的な視点から慎重に検討を進めていきます。
検討の結果、解体することとなった場合には、解体計画の策定から実施まで、概ね3年程度の期間を要する見込みです。また、解体後の当該地に新たな公営住宅の建設予定はありません。

■要望2 坂上地域の伐採ゴミや草木の処分場について
坂上地域で伐採した草木の処分先は今後どうなりますか。坂上地域に置き場が出来たりする対処はありますか。

▽回答
中之郷の処分場には、火災前までは毎年約3,000トンの伐採木などが搬入されていましたが、現在は受け入れすることができなくなり、同様の施設を新たに設置することも法律上できないため、町内の皆さんには新たな伐採木などの処分方法をお願いしています。
現在、伐採木などは次のとおりの処分方法があります。
(1)自宅敷地あるいは所有地内での自己処理
(2)燃やせるごみとして集積所に出す
(3)クリーンセンターに直接持ち込む
(4)八形山リサイクルヤードに持ち込む(無料、一般家庭に限定)
(5)南原処理場に粗大ごみとして持ち込む(有料)
今後の計画としては、旧クリーンセンターの跡地を活用したリサイクルセンターの建設計画があり、取扱品目の一つとして伐採木などをリサイクル処理し、土壌改良剤などとしての再資源化を含めて検討を進めています。
この計画は、これから基本計画・基本設計を立て、建設工事となるため、施設の稼働は令和10年度になる予定です。施設の規模的に限りがあり、中之郷処分場と同量の処理はできませんので、できる限り自己処理にご協力をお願いします。
それまでの間「八形山リサイクルヤード」の利用拡大ができないか検討し、変更する場合は、広報はちじょうなどでお知らせします。
また、夏に坂上地域で行われる里道刈り、山道刈りの道路整備で排出される伐採木などは、坂上地域の指定場所に一時仮置きした後、町で処分場所へ搬送します。

■要望3 上浦地区教員住宅について
教員住宅の浸透桝が、雨が降ると水がたまり、冠水する(30センチ程)ので何とかなりませんか。

▽回答
浸透桝については、浸透桝内の排水および桝内の汚泥撤去の対応を行ってまいりましたが、この浸透桝で作業中に確認されたこととして、浸透桝内に流入する不明管があり、汚れ具合が他の浸透桝とは異なる状態でした。隣接する教職員住宅からの生活排水の可能性も考えられるため、教育庁に確認しましたが、明確に教職員住宅からの配管であることは確認できませんでした。この不明管による雨水以外の流入が、浸透不良の一因となっている可能性が高いと考えています。
4月14日に浸透桝の排水と汚泥の撤去、浸透桝内の状況確認を行いましたが、その後の降雨で4月23日再度冠水していることを確認しています。
現時点では、冠水が確認される度に排水対応を行うことしかできない状態であり、「浸透機能の回復」をお約束することは難しい状況です。
5月1日に浸透桝に接続されている不明管を塞ぎ、浸透桝内の清掃を改めて行い、桝内を掘り起こし、目詰まり解消に向けた作業を合わせて行います。浸透機能が回復しないようであれば、新たな対応について検討します。その際は、改めて関係者にご相談しますのでご協力をよろしくお願いします。