- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県
- 広報紙名 : 県のたより 令和7年5月号
店員や駅員を大声で怒鳴りつけている人、見たことありませんか?あれが「カスタマーハラスメント」、いわゆる「カスハラ」です。会社に電話してきて、長時間にわたって過剰な要求を続けたり、人格を否定するような暴言で従業員を威嚇したりという行為もカスハラです。県庁の約4割の部署でもカスハラの被害を経験したとの声が上がっています。
もちろん、サービスや商品に問題があった場合、正当なクレームを言うということは決して悪いことではありません。しかし、それは、今、社会問題化しているカスハラとは全く異なるものです。
カスハラは決して許されるものではありません。そこで3月に、県と国、労働団体、事業主団体、事業者支援機関の政労使8団体がそろって、カスハラ根絶に向けた共同宣言「STOP!カスハラ!!かながわ宣言」を取りまとめ、発表しました。
みんなで連携し、カスハラをしない・させない、働く人と顧客などがお互いを尊重する、そして、カスハラに毅然と対応し安心・安全に働くことができる社会の実現を目指していきましょう!
神奈川県知事 黒岩祐治