くらし (特集1)在宅避難のススメ
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- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県横浜市港北区
- 広報紙名 : 広報よこはま港北区版 2025(令和7)年12月号
~とりあえず避難所へ行く前に~
大地震等の災害発生直後、自宅に危険が無い場合、そのまま自宅で避難生活を送ることを在宅避難と言います。多くの避難者との共同生活を送る避難所とは異なり、住み慣れた環境で避難生活を送ることができるため、プライバシーの確保ができ、ストレスや不安も少ない等のメリットがあります。
■考えよう!在宅避難する?しない?
▽大地震発生!その時、自宅は…
・火災やガス漏れの危険が無い?
・備蓄品が最低3日分以上ある?
・土砂崩れ等の二次災害の危険はある? 等
危険・不安がない→在宅避難
危険・不安がある→避難所(地域防災拠点)※港北区内に29か所
※安全の判断がつかない場合や、危険を感じる場合は、避難所(地域防災拠点)へ移動してください。
※本紙面は、発災直後から3日間を想定して、備えておくべきことを中心に掲載しています。
■備蓄品を用意しよう!
備蓄品の例
(必要量は1週間分、最低でも3日分)
▽飲料水
1人あたり1日3リットルが目安
(3日で9リットル、1週間分で21リットル分)
品質を長く保つため、涼しく暗い場所に保管しましょう。
▽食料
1人あたり1日3食が目安
(3日分で9食、1週間分で21食分)
非常食ではなく、普段食べている食品を少し余分に買っておくだけでも備蓄になります。食べた分は適宜補充しておきましょう。
▽携帯トイレ
1人あたり1日5回が目安
(3日で15回分、1週間で35回分)
・いざという時に慌てないよう、使い方を確認しておきましょう。
・水や食料に比べて見落としがちなので、忘れずに備えましょう!
■家を守るために必要なこと!
▽家具の転倒防止
地震発生時にけがをした原因のうち、約30〜50%は家具等の転倒によるものです。突っ張り棒等の転倒防止器具を取り付けましょう。
▽感震ブレーカーの設置
地震火災の発生を抑えるために、地震の揺れを感じて自動で電気を遮断する感震ブレーカーを、自宅の分電盤等に設置しましょう。
■身の回りの物が防災グッズに?
日常生活で使っている物の中には、災害時にも役立つ物が多くあります。日常と非常時のフェーズを分けず、どんな場面でも活用する考え方をフェーズフリーと呼びます。
▽フェーズフリーで活用できる物の例
・水筒やマイボトル→災害時、水の持ち運びや保存に使用
・モバイルバッテリー→停電時の電源に使用
・使い捨てカイロ・ブランケット→防寒や体温維持に使用
■港北区防災講演会のお知らせ
日時:2026年2月15日(日)10時〜11時
場所:港北公会堂
テーマ:発災時のトイレ問題について
問合せ:総務課 防災担当
【電話】045-540-2206【FAX】045-540-2209
