くらし あなたのきっかけはなんですか?

何かをはじめるきっかけは人それぞれです。今回は、さまざまなきっかけから地域活動をスタートした人のいきさつや思いを聞きました。自分の好きなことで、自分のペースで、楽しんで活動をはじめてみませんか。

■地域を舞台にした絵本をつくったサノマキコさん
(1)小学校からのお知らせを見て、読み聞かせボランティアの活動をスタート。
(2)友人に誘われて行った地域のアートイベントをきっかけに、イラストレーターとしての経験を生かして、缶バッジづくりなどのワークショップを開催。一気に知り合いが増えました。
(3)地域を舞台にした絵本を子どもたちに読んでみたいという思いから、団体を結成。中原区市民提案型事業として、大好きな「江川せせらぎ遊歩道」を舞台にした絵本をつくりました。その後も、イベント出展など、活動がどんどん広がっています。

作成した絵本「せせらぎニュース」は、中原図書館で借りることができます。

中原区市民提案型事業については、区ホームページで

サノさん「中原区はイベントが多い地域なので、少しでも興味があれば足を運んでみるのがおすすめ!」

■生成AIの体験講座を開催している下森智史さん
(1)子どもが生まれたことをきっかけに、親子で地元の幅広い世代の人と接するきっかけをつくりたいと、地域の活動に興味を持ちました。
(2)インターネットで中原区SDC(下部で紹介)の存在を知り、定例会に参加してみました。
(3)当初、子どものプレイパークづくりに興味がありましたが、メンバー集めなどのハードルが高かったため、SDCに参加する中で、「はじめやすいことからはじめよう」と、仕事で使うことがある生成AIの体験講座を思いつき、実施してみました。

下森さん「まずは気軽に顔を出してみて、自分のペースで活動してみては。」

■むかしあそび体験講座の活動をしている宇田さん
(1)生まれ育った九州から中原区に移住。ものづくりが好きで、孫のおもちゃを手作りしていました。
(2)話し相手が欲しくて、傾聴ボランティアに話を聞いてもらった時に、まちづくり推進委員会ゆかりの会のむかしあそび体験講座を教えてもらいました。イベントに訪れてみたら、たくさんの子どもが楽しむ姿に感動して活動をスタート。
(3)今では、地域のイベントで風車、竹とんぼづくりのワークショップを実施しています。子どもが喜んでくれることが何よりうれしいです。今後も自分のできることで地域に恩返ししたいです。

宇田さん「最初はまね事からでも、まずは動いてみて。人と出会うことで新しいものが見つかるかも。」

むかしあそび指導者の養成講座で仲間も増えました

■なかはらで 楽しいこと 新しいこと はじめてみませんか?
仲間を探すなら…

◇なかはらっぱ 中原区民交流センター
地域で活動する人々が、気軽に交流できる場所です。
団体登録すると…
・会議室や印刷室が利用できる
・団体同士のつながり作りや交流の機会がある など
区役所5階にあります

◇中原区SDC ソーシャルデザインセンター
地域主体のつながりを作るために、毎月YORIAI(定例会)を開催するなど、仲間づくりや情報発信などを行っています。
YORIAI(定例会)はいつもにぎやか

◇その他のお役立ち情報は市民活動の一歩目応援冊子「kikkake」で!
SDC体験レポートを追加した改訂版を発行します。配布方法などの詳細は区ホームページで。

問い合わせ:区役所地域振興課
【電話】044-744-3324【FAX】044-744-3346