- 発行日 :
 - 自治体名 : 神奈川県横須賀市
 - 広報紙名 : 広報よこすか 令和7年10月号
 
■古傷
昨年春ごろから左の二の腕に時々痛みが走るようになり、最初は、違和感だったのが、徐々に激痛になってきた。行きつけのマッサージや鍼灸に行くと少し楽になるので、誤魔化しながら過ごしてきたが、今年になって、痛みが背中まで広がるようになり、これ以上はもう無理と、病院に駆け込んだ。レントゲンを撮ってもらうと、頚椎が一部潰れて神経を圧迫している為の痛みという診断だった。
医師からは、開口一番、「以前、柔道をやっていましたか?」と聞かれ、「はい、学生時代にやっていました。」と答えたが、聞くと柔道をやっていた人に多い例だと言われた。
思い起こすと、学生時代の部活中、しょっちゅう怪我をしたものだが、痛いとか怪我などと言えるような雰囲気ではなく、試合にも出たかったし、無理に無理を重ねていたのだと思う。あの頃は、痛みは、「根性」で治せるものと本当に信じていた。
若気の至りというのだろうか?
今の指導者や現役選手には、こんな根性論をかざしている人はいないと信じているが、怪我はきちんと治しておかないと後で苦労しますと言いたい!
目の前の試合に出場出来ない辛さよりも後々の痛みの方が本当に辛い。
私は、ようやく思い切って手術をしてもらい、お蔭様で、楽になりました。
横須賀市長
上地 克明
