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2025年度、茅ヶ崎のスポーツシーンを盛り上げているキーパーソンを紹介します。

◆命を守る、若き海のアスリート
ライフセービング選手　浜地沙羅(はまじさら)
大学2年生の浜地沙羅さんは、水辺の安全に貢献するトップレベルのライフセーバーです。両親が経験者だったこともあり、自身も小学1年生の時から競技を始めました。「ライフセービングは人命救助を目的としたスポーツで、救命や教育も活動の軸」と語る浜地さん。初優勝を果たした2021年の全日本大会では、高校1年生ながら大人に混じって戦う姿が注目を集めました。
国内の水難事故をなくすため、学校向けの水辺の防災教育を研究する傍ら、ライフセービングクラブで子どもたちを対象に水辺教育の活動も行っています。目標は、2032年ブリスベン五輪での日本代表出場。「海が身近にある茅ヶ崎で、みんなが安全に楽しく過ごせる水辺をつくっていきたい」と笑顔で話すその瞳には、未来のオリンピックの海が映っています。

◇profile
茅ヶ崎市出身。西浜サーフライフセービングクラブ所属。小学1年生で競技を始め、高校1年生で「第47回全日本ライフセービング選手権大会」オーシャンウーマンに出場し、最年少優勝。全日本学生選手権ではボートレース、オーシャンウーマンの2冠を達成。

問合せ：スポーツ推進課
【電話】81-7149