くらし 街のNEWS あつトピ!

■街全体が歓声に包まれる
▽「にぎわい爆発 あつぎ国際大道芸2025」を開催
11月8・9日に本厚木駅周辺で「あつぎ国際大道芸」が開かれ、総勢36組のパフォーマーが街を訪れた人たちを楽しませました。
16回目となる今回は、23組が初出演。火吹きやジャグリングなどの迫力ある演技が披露されると、観客からは大きな歓声が上がりました。市制70周年を記念してダンスアーティストのケント・モリさんがダンスを指導した学生たちとのダンスステージを展開。会場を盛り上げました。
家族で訪れた川瀬紗樹さん(33)は「イベントに来たのは初めて。間近で迫力あるパフォーマンスを楽しめて良かった」と話し、息子の楓さん(7)も「高いところに登る芸がすごかった」と笑顔を見せました。

■厚木路を選手が力走
▽「2025あつぎマラソン」で1057人が出走
厚木の秋の風物詩「あつぎマラソン」が10月に荻野運動公園を発着点に開催され、市内外から参加した1057人が厚木路を駆け抜けました。
スポーツの秋に合わせて開催し、今回で40回目。ゲストランナーとして、元東洋大学陸上競技部の柏原竜二さんら4人も参加しました。
秋雨が降る中、開始を告げる号砲とともに一斉にスタート。懸命に走り抜ける選手たちに沿道からは多くの声援が送られました。
10キロ29歳以下男子の部で優勝した浅岡祐希さん(29・妻田)は「自分の走りをして、昨年より良いタイムを出すことを目標にしていた。達成できてよかった」と話しました。

■6年ぶりの野外開催
▽「あつぎミュージックフェスティバル」で観客が熱狂
有名アーティストが出演するコンサート「あつぎミュージックフェスティバル」が、11月に開催されました。会場の厚木中央公園には約4千人が集まり、出演者たちのパフォーマンスに熱狂しました。
野外での開催は6年ぶり。9月に開催された新人歌手発掘オーデイションで大賞を受賞した向井柚貴さんをはじめ、FRUITS ZIPPER(フルーツジッパー)など総勢11組のアーティストたちが次々と登場し、5時間にわたり会場を盛り上げました。
友人と来場した小野間史佳さん(27・戸田)は「野外のフェスティバルは、開放感があり楽しかった。ステージと客席が一体になって盛り上がっている雰囲気が最高」と笑顔で話しました。

■環境問題を身近なものに
▽「2025あつぎ環境フェア」を開催
環境問題や生物多様性を学べる「あつぎ環境フェア」を10月、厚木中央公園で開催しました。
会場には「カーボンニュートラル」「3R・ごみ問題」「自然環境保全」「美化衛生・動物愛護」「地産地消」をテーマに、32のブースが出展。多くの来場者が電気自動車の展示やワークショップなどを楽しみました。
親子でイベントに参加した土肥元宏子さん(40・恩名)は「子どもたちが楽しめて良かった。環境問題を考えるきっかけにつながれば」と話し、息子の景斗さん(8)は、「カエルに触れたのがうれしかった」と笑顔で話しました。
市制70周年を記念し、市内に生息する希少な生き物3種のミニチュアフィギュアもカプセルトイで限定販売。生物多様性の大切さを呼び掛けました。