くらし 厚木愛通信

厚木市長　山口貴裕

「タッチ」「キン肉マン」「はじめの一歩」―。少年時代に夢中になった漫画は、ページをめくると熱い気持ちがよみがえる私にとっての「魂のバイブル」です。
日本が世界に誇る文化である漫画をテーマにした国内初の美術館が、友好都市の秋田県横手市にあります。11月にアミューあつぎで開催した「横手市増田まんが美術館・厚木出張所」では、同館が所蔵する矢口高雄さんをはじめとした6人の著名漫画家の複製原画を出張展示。会場には個性あふれる作品がずらりと並び、多くのファンが目を輝かせました。
初日の15日には、髙橋大横手市長、「銀牙―流れ星　銀―」でおなじみの高橋よしひろ名誉館長らと共にオープニングセレモニーに出席しました。高橋名誉館長のサイン会もあり、大いに盛り上がりました。友好都市締結40周年を迎えた横手市との交流を振り返る展示も合わせて行い、多くの皆さんに漫画と横手市の魅力をお伝えすることができました。
大好きな漫画の主人公たちは、いつも「愛」と「誇り」を胸に戦っています。私も憧れの主人公たちに負けない「あつぎ愛」と「あつぎプライド」を持って、魅力あるまちづくりにまい進してまいります。