くらし もったいないを、笑顔のチカラに(2)

■もっと!座間市からもったいないをなくしていこう フードサイクルプロジェクト
市では小田急電鉄株式会社と連携し、家庭から出る生ごみを美味しい野菜の堆肥に変身させる取り組み、「フードサイクルプロジェクト」を実施しています。生ごみコンポストがあれば誰でも参加可能です。

▼生ごみコンポストとは?
生ごみを堆肥化するための容器や基材のこと。市社会福祉協議会ほほえみショップ(ふれあい会館1階)では、バッグ型の「LFCコンポスト」を販売しています。基材を入れたら毎日生ごみを入れて混ぜるだけで、熟成を経て約3か月で堆肥が完成します。
※LFC基材2,200円、LFCコンポスト専用バッグセット5,500円

▼フードサイクルプロジェクト参加者の声
▽環境にいいことを家庭で楽しく気軽に始めてみてほしい
日置順子さんー一般参加者

Q1|においは気になりますか
A|ほとんどにおいません。魚の内臓などを入れても、よく混ぜれば気にならない程度になります。バッグと基材が優秀で、においが漏れないようになっています。

Q2|ごみ出しの量は変わりましたか
A|大幅に減りました。以前はどれだけ生ごみを出していたのかと驚きます。重たくてにおう生ごみを一刻も早く出したかったのに、今では燃やすごみの日を心待ちにすることがなくなりました。

Q3|この事業に座間市民として参加する魅力は何だと思いますか
A|完成した生ごみコンポストは指定された期間の資源ごみの日に出せば回収してくれるのが画期的だと思います。市内で食を循環させる仕組みができているのは大きな魅力です。「座間やるじゃん」と思っています(笑)。

Q4|まだ参加していない方にメッセージをお願いします。
A|日々の小さなことから、環境にいいことに楽しく取り組めるので、気軽に始めてみてほしいです。市内には生ごみコンポスト仲間もたくさんいるので心強いですよ。

▽ほとんどにおわず軽い!農家も近隣の方も助かる生ごみコンポスト
飯島聡さんー地元農家ー

Q1|生ごみコンポストを使うと野菜の成長に違いは出ますか
A|最初の年に集計したところ、じゃがいもの収穫量が約1.4倍に増えました。

Q2|生ごみコンポストと普段使われている堆肥の違いはありますか
A|生ごみコンポストはにおいがほとんどなく、軽くて作業が楽です。座間は住宅や会社が近い畑が多いので、農家も近隣の方もとても助かると思います。

Q3|生ごみコンポストで育った野菜を購入することは出来ますか?
A|コンポスト販売会や相談会、イオンモール座間や米ディハウス(農協)でも販売しています。タイミングが合えば学校給食に出すこともあります。

Q4|現在フードサイクルプロジェクトに参加している方々にメッセージをお願いします
A|フードサイクルプロジェクトにご協力いただいている方、回収や堆肥作りをしてくれる方に感謝しています。そして、この取り組みをさらに多くの人に知っていただき、ぜひ参加してほしいです。

■今後のスケジュール
関連イベントについて、詳しくは市ホームページをご覧いただくか、担当へお問い合わせください。

▽11月9日(日)9:00~15:00
販売会・相談会inふるさとまつり

▽参加登録をしたい方はこちら
登録するとイベント情報などのお知らせが届きます。本紙右記2次元コードから手続きを進めてください。
・参加登録には、生ごみ堆肥化容器や電動式生ごみ処理機を所有していること、また、スマートフォンおよびLINEアプリが必要となります。
・詳しくは市ホームページをご覧いただくか、担当へお問い合わせください。

担当:食品ロス・フードサイクルプロジェクトについて…ゼロカーボン推進課
【電話】046-252-7985【FAX】046-255-3550