くらし 【特集2】子どもと一緒に選挙に行こう!あなたの背中を見て子どもたちも投票へ

子どもの頃に家族と一緒に選挙の投票所に行ったことがある人とない人を比べると、前者の方が大人になってから投票に参加する割合が高いという結果が総務省の調査でわかっています。そこで、町では子どもたちが家族と投票所に行くことで政治や選挙に親しみをもってもらい、家族が投票する姿を見ることが、将来有権者になる子どもたちへの啓発につながると考え、「家族で投票」を促す取り組みをしています。

■子どもの頃に親の投票について行ったことのある人・ない人の投票参加の比較

※H28年参院選後の総務省「18歳選挙権に関する意識調査」(18~20歳までの男女3,000人に行ったインターネット調査より)

■町の取り組み
▽シールを集めてVOTE NOTE(わたしの投票記録手帳)に記録しよう!
選挙ごとに違うデザインのシールを作成して、各投票所で配布しています。
シールは、町で作った「VOTE NOTE(わたしの投票記録手帳)」に貼って、集めて楽しめます。
ノートは書き込むこともできるので、投票所に家族で行った思い出を残すこともできます。シールを6枚集めた中学生以下の子どもたちにはプレゼントもあります。

▽選挙について学ぶ「出前講座」を開催
子どもの頃から選挙に親しんでもらうために小学生などを対象に「選挙出前授業」、「模擬投票」を実施しています。
各学校の体育館などで選挙について説明をし、本物の投票用紙や投票箱、選挙に使う機械などを使って実際の選挙と同じ方法で投票体験をしてもらっています。

■大人おとなも子こどももよくわかる選挙(せんきょのことQ and A
Q 選挙(せんきょ)はなんのためにあるの?
A みんなの大事(だいじ)な代表者(だいひょうしゃ)を選(えら)ぶためです
みんなが安全(あんぜん)で快適(かいてき)に暮(く)らしていくにはどうしたらいいでしょう?学校(がっこう)や公園(こうえん)、図書館等(としょかんなど)、なにを造(つく)ったらいいでしょう?どんなルールを作(つく)ったらいいでしょう?
町(まち)に住(す)んでいる人(ひと)全員(ぜんいん)が集(あつ)まって話(はな)し合(あ)いで決(き)めることができれば一番(いちばん)いいですね。でも何万人(なんまんにん)という人(ひと)が集(あつ)まって話(はな)し合(あ)い、意見(いけん)を一(ひと)つにまとめるのはとても難(むずか)しいです。そこで、みんなの中(なか)から代表(だいひょう)を選(えら)んで、代表(だいひょう)の人(ひと)たちに話(はな)し合(あ)いをしてもらい、よりよい生活(せいかつ)をおくるために必要(ひつよう)なことを決(き)めてもらいます。このみんなの大事(だいじ)な代表者(だいひょうしゃ)を選(えら)ぶのが「選挙(せんきょ)」です。

Q 投票(とうひょう)しないとどうなるの?
A 投票(とうひょう)に行(い)かない人(ひと)の意見(いけん)が反映(はんえい)しづらくなるかもしれません
選挙(せんきょ)に行(い)く人(ひと)の意見(いけん)だけでいろいろなルールが決(き)まってしまうかもしれません。現在(げんざい)、若(わか)い世代(せだい)の投票率(とうひょうりつ)が低(ひく)いといわれています。若(わか)い人(ひと)たちが投票(とうひょう)に行(い)かないとどうなるでしょうか?若(わか)い人(ひと)たちの意見(いけん)は届(とど)かず、投票(とうひょう)に行(い)く他(ほか)の世代(せだい)の意見(いけん)が優先(ゆうせん)されてしまうかもしれません。若(わか)い人(ひと)から高齢者(こうれいしゃ)まですべての世代(せだい)の人(ひと)が投票(とうひょう)をして、みんなの意見(いけん)を政治(せいじ)に反映(はんえい)させましょう。

■令和7年7月に参議院議員通常選挙が予定されています
私たちの代表者を決める、とても大事な選挙です。子ども連れでも大丈夫です。家族で一緒に投票所に行き、VOTE NOTEのシールを集めましょう!

問合せ:選挙管理委員会事務局
【電話】74-1111(内線215) 総務担当