くらし 進めています「第3号公共下水道整備事業」

■工事の概要
※神奈川県の事業
箱根小田原幹線は、湯本処理区の下水を酒匂川流域下水道扇町水再生センターへ流すために布設されている直径約1m、全長9.2kmの流域下水道幹線です。平成23(2011)年から工事に着手しており、令和6年度末の進捗率は44%です。
現在、箱根口インターから荻窪インター間を施工中で、シールド工法で工事を行っています。

■工事のポイント「シールド工法」
◇どんな工法?
「シールド機」(写真参照)と呼ばれる掘進機で地中を掘り進めてトンネルを作る工法です。シールド機の内部で、ブロック状の壁(セグメント)をリング状に組み立て、下水道管を構築します。

◇市街地や山間部に適した工法
この工法は地下鉄や道路など、地下の様々なインフラ設備を整備するときに用いられますが、市街地や山間部を工事する際にも、道路を掘り返す必要がないため、交通への影響も少なく、住民生活に配慮した工法といえます。

◇町では下水を流域幹線へ接続するため、令和7年度から湯本処理区の下水道管整備工事に着手します。
まず、「第1工区」として、湯本山崎地区の箱根登山バス待機所付近から工事を開始します。
工事に当たっては、ご不便をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。

※詳細は、本紙P.5をご覧ください。

■箱根の景観と暮らしが持続可能なものへと
きれいな水が、箱根の景観と暮らしを守ります。下水道は、豊かな自然と清らかな水環境、そして快適な暮らしを支える、町の大切なインフラです。
私たちの生活のすぐそばで、見えないけれど確かに働いています。先を見据えた整備や更新を進めることで、箱根の美しさと住みよさを、次の世代へつなげていきます。
これからも、みなさんが安心して暮らせるように町の下水道事業について知り、みなさんで自然や環境を大切にしていきましょう。

《遊びにきてね! 第27回下道ふれあいまつり》
日時:10月25日(土)午前10時〜
場所:小田原市扇町しらさぎ広場

神奈川県下水道公社が、下水道への理解と関心を深めてもらうため、下水処理場の施設を開放した、まつり形式の施設見学会等を実施します。
普段見ることのできない下水処理場の見学や微生物の観察も体験できます。

■9/10は下水道の日
あなたの家のすぐ下で、生活環境を支えています。

■公共下水道への接続のお願い
9月中旬~下旬に、下水道整備区域内で未接続のお宅を対象に、接続状況の確認と接続のお願いに職員が訪問します。
公共下水道に未接続の場合は、早期の接続をお願いします。

■無断の下水道接続はNG。

■公共下水道利用者へ
転居等で使用者が変更となる場合の手続きや、下水道に流してはいけないものの案内はこちら