くらし ござはなレポート

◆葛塚縞の伝統技術を体験
11月15日(土)、北区郷土博物館で「葛塚縞手織り技術伝承講座」が開催されました。この講座は9月から始まり、縦糸となる糸の長さと本数(660本)をそろえるところから布を織り上げるまで、葛塚縞の制作工程を全8回にわたって体験するものです。この日は、糸の張り具合を確認した後、織りの作業に取り組みました。参加者は「手織りの布は市販品にはない風合いがある。手間ひまがかかる作業だが、参加して楽しかった」と話しました。
葛塚縞手織りの会山本会長は「葛塚縞が若い人に伝わり、技術が受け継がれていってほしい」と思いを話しました。