子育て 地域と学校パートナーシップ事業 地域と連携した学習活動で地域も学校も元気に

市では、学校と地域がともに歩むことができるよう「地域と学校パートナーシップ事業」を行っています。すべての市立学校に地域教育コーディネーターを配置し、学校と社会教育施設や地域活動を結ぶネットワークを形成、そして、教育活動への地域人材の登用に取り組んでいます。今回は、今年度の取り組みの一部を紹介します。

■寄居中 地域と一緒に防災力アップ
10月17日、防災士による「防災力アップ講座」が開催され、1年生と地域の皆さんが参加しました。避難所設営の基本として、AEDの使い方や、毛布と物干し竿を使った担架の作成、簡易トイレやベッドの設営を実践しました。発電機を使った電力供給訓練も体験し、ライトが点灯した瞬間、生徒たちからは歓声が上がりました。

●実践で学ぶ“もしも”の備え
中学生の土田彩華さんは「AEDは知識として知っていましたが、実際に使うことで現場の緊迫感を感じられ、貴重な体験ができました」と感想を語り、地域に住む山際進さんは「真剣な様子で訓練に取り組む中学生を見てとても頼もしく感じました」と話しました。防災士の北村泰さんが「災害は予測できないからこそ、いざという時何ができるかを考えてみてください」と話すと、生徒たちは真剣に耳を傾け、改めて日頃から備えることの大切さを実感した様子でした。

■桜が丘小 日本文化を通して交流を
「茶道を学び、おもてなしの心を知る」をテーマに、12月5日、6年生が茶道を体験しました。講師として、同校卒業生である茶道裏千家淡交会の豊嶋吉鎮(とよしまよしつね)さんが、茶道の成り立ちなどを説明しました。体験では、手首を素早く動かす、背筋を伸ばすというアドバイスのもと、児童は真剣にお茶をたてました。飲む作法も学び、少し苦そうにしながらも友達がたてたお茶を味わいました。

●茶道で学ぶ感謝と思いやり
豊嶋さんは「茶道をはじめとした日本文化を世界の人たちに伝え、人と人との交流を大切にしてください」と児童に伝えました。体験を終えた松井瑛太さんは「茶道は作法の数が多くて大変だけど、一つ一つが感謝の気持ちを表すものだと思いました」と話し、神林莉子さんは「今日学んだ『和敬(わけい)清寂(せいじゃく)』の心を忘れず、日本文化を大切にしていきたいです」と話してくれました。

問い合わせ:中央区教育支援センター
(【電話】223-7026)