文化 知る人ぞ知る! 文化施設の見どころ紹介 新潟市歴史博物館みなとぴあ 博物館本館

建物は知っているけど、どんな施設か知らない」、そんな皆さんに、区内にある文化施設の通な見どころを紹介します。

みなとぴあは、敷地内に博物館本館、旧新潟税関庁舎、旧第四銀行住吉町支店などの建物を有する歴史情報の発信拠点です。中でも今回は、貴重な史料を収蔵する博物館本館を紹介します。洋風の外観は、明治末期、現在のNEXT21の位置に建てられた2代目市庁舎をもとにデザインされました。目玉の常設展示では、「郷土の水と人々のあゆみ」をテーマとして、海と川に育まれた新潟の歴史・民俗をわかりやすく学ぶことができます。古くより北前船の寄港地や開港5港の一角として発展し、たくさんの人とモノが行き交う拠点であった「みなとまち新潟」の歴史に触れてみませんか。

所在地:柳島町2-10
開館時間:午前9時30分から午後5時
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
※詳細はホームページを確認してください。
常設展示観覧料:一般390円、高校・大学生260円、小学生・中学生130円(中学生以下は土曜・日曜祝日無料)
※企画展示観覧料は企画展ごとに異なります。

■ここに注目!通な見どころポイント
入り口前にある水路は、かつての市庁舎に面していた西堀をイメージしています。周辺には、市の木であるヤナギも植えられています。明治末期のレトロな雰囲気が感じられて、お散歩コースにもおすすめです。

・橋を渡ると…?耳を澄ませてみよう
常設展示室に続く橋は、現在と過去の新潟をつなぐタイムゲートです。耳を澄ますと、川を流れる水滴の音とともに幻想的な雰囲気に包まれます。

エントランスの天井にはステンドグラスがあります。上を見上げた人にしかわからない見どころです。

問い合わせ:同館
(【電話】225-6111)