くらし 誰もが地域で活躍できるまちを目指して 商×農×福

江南区では、障がいの有無に関わらず、誰もが地域で活躍できるまちを目指して、障がい福祉事業所間のネットワークづくりや商・農業と福祉の連携による障がい者の就労支援や社会参加の促進に取り組んでいます。

◆ネットワークづくり
▽はるみどり協議会
障がい福祉事業所間のネットワークづくりを目的に、区内の障がい福祉事業所が集まり、はるみどり協議会を結成。現在では、16の事業所・団体が加入し、協力しながら授産品の開発・製造や売店の出店、仕事の受注などに取り組んでいます。

▽売店はるみどり・はるみどりキッチン
毎月第2水曜日に、江南区福祉センター(きらとぴあ)で「売店はるみどり」を開催しています。ここでは、はるみどり協議会に加入している障がい福祉事業所が日用品や雑貨、お弁当など、オリジナルの商品を販売します。
さらに、売店開催日と毎月第3水曜日には「はるみどりキッチン」もオープン。キッチンで提供されるカレーやうどんは好評で、売店とあわせて多くの人で賑わいます。

◆商・農・福の連携
障がい者の工賃アップと就労先の確保、商・農業者の人手不足解消を目的に、商・農業者とはるみどり協議会(障がい福祉事業所)との連携の仕組みをつくり、授産品開発や就労マッチングに取り組んでいます。

▽亀田縞ハンカチの製造を取材しました!
はるみどり協議会の会員事業所が連携し、亀田縞ハンカチの製造を請け負っています。
就労継続支援事業所のあおぞらポコレーションでは、布の二辺の糸を抜いてフリンジを作り、端をミシンで縫って仕上げる作業を行います。

フリンジを作るため、糸を一本一本丁寧に抜き取り、端を切りそろえます。
ボードに布を固定して、糸が効率よく抜けるよう工夫しています。
お客様の手に渡る商品なので、丹精込めて、ゆっくり丁寧にミシンをかけます。柔らかい亀田縞の生地は縫い目がよれやすいため、力をかけすぎないよう注意しています。
-八幡 正さん(あおぞらポコレーション)

一枚の布からハンカチを仕上げるまでの工程を、フリンジ、ミシン縫い、検品、ラッピングなどに分け、事業所ごとに担当しています。繊細な作業や注意を要する作業などに対しては、各事業所の得意分野を整理し、工程や納期に応じて確実に納品できる協力体制を築いてきました。
今後は、複数の事業所が一つのチームとなり、自走できる体制の構築を目指していきます。
この取り組みは、「商・農業者が障がいのある方を助ける」ものではなく、「障がいのある方が商・農業者を支え、喜んでもらえる」、双方にメリットのある仕組みであるべきだと考えています。
障がいのある方が立役者となり、地域を活気づけていけるよう、今後も取り組みを広げていきます。
-間島 由夏さん(コーディネーター)

▽その他にも、様々な取り組みを進めています
『授産品開発』藤五郎梅の梅干し
地元の商工団体や農業者らのアドバイスをもとに、藤五郎梅を使った梅干しを考案。品質の良い江南区産の藤五郎梅や赤しそを農協から仕入れ、塩だけで漬けて”昔ながらの梅干し”に仕上げています。

『就労マッチング』とうがらしの収穫
区内の農業者から、とうがらしの収穫作業を請け負っています。人手不足に悩む農業者にとって欠かせない存在となっています。障がいのある方にとって、慣れない外での作業は初めての挑戦でもあり、達成感とやりがいにつながっています。

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問い合わせ:健康福祉課 障がい福祉係
(【電話】025-382-4396)