くらし 出発進行!かぼでん通信

このコーナーは「かぼちゃ電車保存会」が愛するかぼちゃ電車について紹介します

かぼちゃ電車保存会
会長 平田翼さん

今回は、気になっていてもなかなか聞きづらい「保存活動とお金」の話です。
かぼちゃ電車保存会は「補助金で活動している団体」と思われることもあるようです。確かに、土地や電気・水道といった費用は市の財産として行政に負担してもらっていますが、保存会として継続的に受けている補助金は基本的にありません。
昨年行われた車両の大規模補修は、車両の所有者である新潟市が業者に発注して実施したもので、保存会は技術的な助言や車両移動などを担(にな)いましたが、金銭的な関わりはありませんでした。
ボランティアスタッフへの人件費は「ない」とはいえ、補修やイベント開催にはどうしても資金が必要になります。それらの保存会としての活動資金は、皆さまからの寄付と、グッズ販売による収入が中心となります。その得た収入を、車両補修や次の活動につなげることで循環させながら活動しています。
保存会では、補助金に頼らず自立して活動できる組織を目指しています。しかし一方で、ボランティア活動としての在り方と、持続可能性とのバランスという課題にも向き合いながら、かぼちゃ電車を「守り、活かす」取り組みを続けています。