くらし 出発進行!かぼでん通信

このコーナーは「かぼちゃ電車保存会」が愛するかぼちゃ電車について紹介します

かぼちゃ電車保存会
会長 平田 翼さん

例年、旧月潟駅の車両たちは3月末に冬囲いのシートを剥がして春を迎えるところですが、今年は専門業者による大規模補修工事の真っ最中。現役の鉄道車両の整備を手掛ける会社や各地の保存車両の修復を手掛ける会社のプロたちにより、着々と作業が進められています。
これまで長年ボランティア(主にかぼちゃ電車保存会メンバー)による車両補修を行ってきました。車両補修と言っても、外観の板金や塗装だけではなく、電気配線に空気配管、屋根の防水作業、窓枠のゴムパッキン交換や座席シートの破れ補修とボランティアだけでは全てやりきることはできません。ここで一度大規模な補修をすることによって、今後も末永い保存活動ができると考えています。
現在、車両は作業足場に囲われた状態で作業現場になる駅構内も入ることができません。作業は7月末までには終了する予定です。よりきれいになったかぼちゃ電車を今から楽しみにしていてください。