くらし 大雨 日ごろの備えが命を守る

豪雨災害が頻発・激甚化する近年。災害から身を守るためには日ごろの準備が肝心です。出水期を前に、いざというときの備えを確認しましょう。

◆3つのステップで避難行動を確認
▽STEP1　ハザードマップで自宅の浸水リスクを確認
自宅が「浸水するか」「水に流されて倒壊する恐れはないか」を確認しましょう。想定される浸水範囲や深さが異なるため、河川ごとに確認が必要です。
設置場所：アオーレ長岡総合窓口、西サービスセンター、各支所

電子版は本紙掲載二次元コードから
視覚障害者向けや多言語版もあります。

▽STEP2　自宅の状況に応じて最適な避難先を決める
車移動や自宅内での安全確保を優先的に考える「長岡方式の避難行動」にご協力ください。

≪基本的な避難行動≫
『浸水しない場所へ車などで避難』
・浸水しない地域にある親戚・知人宅や車中避難場所へ

→車中避難場所
高台などにある施設の駐車場、学校のグラウンドなどを一時的な滞在場所として開放します。

または
『自宅の上の階に避難』
・生活に必要なものも上の階へ
・車は浸水しない場所に移動

→ポイント
ハザードマップで、自宅が水に流されて倒壊する恐れがなく、上の階が浸水せず安全と判断できた場合のみ有効です。

≪できない場合≫
『最寄りの避難場所に避難』
浸水が想定される区域内であっても、上の階に避難できる施設です。
・移動は車ではなく徒歩で

→VACAN(バカン)
避難場所や混雑状況が確認できます。

≪非常用の備えも忘れずに!≫
・水や食料は少なくとも3日分を備蓄
・乳幼児がいる家庭はおむつなど、家族の状況に合わせて必要なものを準備

避難時にすぐ持ち出せる用意も

▽STEP3　避難のタイミングを確認

◆円滑な避難・救助に
○救急搬送の時間を短縮ぜひ登録を　フェニックスネット
かかりつけ医や緊急連絡先、アレルギーなどの情報をあらかじめ登録すると、緊急時に救急隊員が確認し、素早い処置につなげます。
申込み：アオーレ長岡福祉窓口、長寿はつらつ課(さいわいプラザ内)、各支所などにある申込書で

問合せ：
長寿はつらつ課【電話】39・2268
消防本部警防課【電話】35・2169

○ペットを守る準備を
突然の災害でパニックになり、いつもと違う行動をとる可能性があります。ケージに慣れさせるなど、基本的なしつけやペット用避難用品の備蓄をし、避難先での生活に備えましょう。

問合せ：環境政策課
【電話】24・0528

○6月以降に対象者へ案内を順次送付　個別避難計画
一人での避難が難しい人の個別避難計画の作成を進めています。
対象：次のいずれかに該当する信濃川浸水想定区域に住む人(昨年度の対象者は除く)
(1)介護保険の認定が要介護3～5
(2)身体障害者手帳(1・2級)、療育手帳Aまたは精神障害者保健福祉手帳を所持

問合せ：福祉総務課
【電話】39・2217

◆こんなことにもご注意を
▽「いつもと違う」は土砂災害の可能性も
(1)長雨や大雨のとき(2)川の水、井戸水、湧き水の量が変化したり濁りだしたとき(3)土地に亀裂が生じたときは、土砂災害の危険が迫っています。いつでも避難できるように準備してください。

問合せ：
河川港湾課【電話】39・2233
県長岡地域振興局治水課【電話】38・2629

▽衛生対策に活用を水害時に消毒薬を配布します
感染症防止のため、被害を受けた住宅に町内会を通じて消毒薬を配布します。
消毒薬：逆性石鹸液(600ml)
用途：床や家具など屋内用

問合せ：保健医療課
【電話】39・2383

◆家族を守る・地域を支える力を備える「中越市民防災安全大学」受講生を募集
NPO法人日本防災士機構が認定する「防災士」の受験資格を取得できます。自主防災会の代表として受講すると費用が実質無料になる支援制度や一時保育もあります。
日時：8月16日(土)・17日(日)・23日(土)・24日(日)・30日(土)午前9時～午後5時(計5回)
場所：消防本部など
講師：防災専門家など
対象：高校生以上
定員：60人〔先着〕
料金：10,000円(学生5,000円)
申込み：7月1日火～31日(木)に専用フォームで

問合せ：中越防災安全推進機構
【電話】39・5525

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問合せ：危機管理防災本部
【電話】39・2262