- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県小千谷市
- 広報紙名 : 広報おぢや 2026年1月号
■挑戦者インタビューvol.2
小千谷高等学校3年 美術部
馬場(ばば)春月(はるな)さん(18歳)
千田中学校出身。小千谷高等学校に進学し、美術部に入部。本格的に絵の勉強を始める。また、高校1年生から2年間、初心者向け美術教室の日本画コースに通い日本画を学ぶ。高校3年生の秋、第45回小千谷市展「日本画の部」で、『花嵐』が最高賞の市長賞を受賞。
《“好き”を原動力に日本画の道を切り拓(ひら)く》
◎日本画との出会い
物心ついたときから絵を描くことが好きでした。中学校には美術部がなく、紙と色鉛筆を使って趣味で絵を描いていました。小千谷高校に進学後、ずっと入りたかった美術部に入部し、絵の勉強を始めました。最初は水彩画をよく描いていましたが、日本画のかっこいい雰囲気に惹かれていき、祖母から教えてもらった日本画教室に通い始めました。日本画教室にはさまざまな年代の方がいて、みんながそれぞれ自分の好きなものを生き生きと楽しそうに描いている姿がとても印象的でした。日本画は自分だけでは勉強できなかったので、基礎から教わることができてよかったです。
◎自分の“好き”を表現
創作活動では、自分が好きなものをモチーフにすることを大切にしています。自分からモチーフの魅力を見つけることで“好き”が増していき、絵で表現することがさらに楽しくなります。自分の“好き”なら、どこまでもがんばれる気がしています。私は、空を自由に飛ぶ鳥が好きで、気がついたら鳥の絵ばかり描いていました。
◎日本画の部市長賞『花嵐(はなあらし)』
自分の作品が市展で市長賞を受賞したと知ったときはとても驚きました。そして、自分のことのように喜んでくれる家族を見て、うれしい気持ちが込み上げてきました。『花嵐』は、高校の美術室にある鳥の剝製(はくせい)の中で1番かっこよくて気に入っているものをモチーフにしています。高校生活では、美術の先生に特にお世話になり、恵まれた環境で創作活動が行えたことに感謝しています。
◎今後の目標
美術大学への進学を目指しており、使ったことがない画材を用いた作品や大きなサイズの作品など、今までに描いたことがない日本画に挑戦したいです。美術に熱意を持った人たちが集まる環境でたくさん勉強して、自分を成長させたいと思っています。そして、絵を見た人が引き込まれるような、自分だけの世界観を作っていきたいです。また、県外に日本画を描く同い年の友人がおり、「いつか一緒に個展を開きたいね」と話をしています。これもモチベーションになっていて、実現したい夢の1つです。
■挑戦者インタビューvol.3
農家(川井地区)
白井(しらい)拓也(たくや)さん(30歳)
新発田市出身。大学で農学を学び、県外の農業法人に就職。その後、にいがたイナカレッジ「アグリパス農村くらし支援事業」を活用し、川井地区に移住。2年間の農業研修期間を経て、令和6年4月に農業経営を開始。作付品目は米とカリフラワー。
《人の温かさを感じながら川井地区で農業に挑戦》
◎川井地区を選んだきっかけ
にいがたイナカレッジ「アグリパス農村くらし支援事業」の募集を見たのが最初のきっかけです。事前のウェブ面談で受け入れ先の農家さんと話をした際、自身の意向を尊重してくれる姿勢と、温かい雰囲気で迎え入れてくださる人々に惹かれて川井地区への移住を決めました。
実際に移住してからは、3人の農家さんにお世話になりながら農業研修を行い、トラクターなどを使用した機械作業をはじめ、多くの経験をさせていただきました。
◎小千谷の暮らし
3人の農家さんには特にお世話になっています。屋根の雪おろしを手伝ってくれたり、田んぼの管理を気にかけて様子を見に来てくれたりと、田舎らしい利他の精神や地域コミュニティがあり、信頼できる人たちに出会うことができたと感じています。また、農家ではない方々も、温かく面倒を見てくれる人がたくさんいます。
◎小千谷で就農する魅力
棚田米コンテストの開催や、ブランド認証米「錦の実り」の誕生など、農業を盛り上げるために官民連携で取り組む姿勢が魅力的だと感じています。
◎今後の目標
農家の高齢化や担い手不足といった農地の課題もあるなかで、将来的には規模拡大を目指しています。現在は先輩農家さんにサポートしてもらう場面が多いので、生産・作業面で自立を果たし、また、経営面でも自立できるよう取り組んでいきたいです。
▽にいがたイナカレッジ「アグリパス農村くらし支援事業」
移住者が農業を学びながら農村暮らしを実現するための支援事業です。新潟県の中山間地域における農業の担い手不足などに対応するため、新規就農者や定住者を育成・確保することを目指しています。参加者には1~2年間の農業研修プログラムが提供され、地元の農家が先生役となり、現場での実践を通じて農業技術などを学びます。
■挑戦を応援‼ 次世代を担う新規就農者を応援します!
・農業次世代人材投資資金
就農に向けた農業技術などの研修費や、新規就農した方の経営確立を支援するための資金を交付しています。対象要件などの詳細は、お問い合わせください。
相談・問い合わせ:農林課農政係
【電話】83-3510
