その他 ~ サルによる被害をなくすために ~

サルによる被害をなくすためには、サルの生態を学習し、捕獲、追い払い、防除柵の設置、環境整備などの対策を行うことが必要です。
田上町に現れるサルは畑においしいものがたくさんあって、人に追い払われず簡単に手に入ると知ってしまいました。これまで、サルの目撃情報があると町職員と猟友会によるパトロールを実施していましたが、効果的な追い払いを行うためには地域一体となって追い払いを行うことが重要です。
〈サルの生態についてお答えします〉
Q.サルはどうして山から来るの?
A.サルは畑や家庭菜園で作っている食べ物がおいしいことを知っていて、頭が良いのでどこでおいしい物を食べたか覚えています。サルにはなわばりがあり、追い払いをされずにおいしいものが食べられる場所は自分のなわばりだと思っています。
Q.サルを見かけたらどうしたらいいの?
A.サルを見たら何も悪いことをしていなくても追い払いをしましょう。追い払いをしないでいると人は怖くない、自分達のなわばりだと学習してしまいます。人に慣れてしまわないよう、大声や花火などの鳴り物を使ってみんなで追い払いをしましょう。
◆追い払い方法
◇集落ぐるみで追い払う!
サルはしつこく追い払いをしてくる人を怖い人と認識します。1人よりも複数人で追い払うと効果的です。近所の方と協力し複数人で追い払いましょう。
◇いつでも追い払う!
収穫期でない時や、サルが食べている物が人には興味のない物、道路の草を食べていてもサルを見かけたら追い払いましょう。追い払われず、食べ物が食べられる安全な場所だと認識されないよう、集落に来たら嫌な思いをさせることが大切です。
◇根気強く追い払う!
サルの追い払いには時間がかかります。根気強く、集落は危険な場所であるとサルに学習させましょう。

現在、町職員はエアガンを使用した追い払いを実施しており、地区に対するエアガン購入補助も行っています。地域一体となった追い払いを行い、サルが近づきにくい集落づくりにご協力をお願いします。

問合せ:役場産業振興課農林係
【電話】57-6225