くらし 水害・土砂災害から大切な命を守るためにー日ごろの「備え」と「早めの行動」をー
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- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県関川村
- 広報紙名 : 広報せきかわ (2025年6月号)
これから集中豪雨や台風等による洪水が起きやすい季節となります。
毎年全国各地で大規模な豪雨災害が発生しています。令和4年8月には関川村も水害等で大きな被害を経験しました。
自然災害による被害を最小限に抑えるため、自分の命と大切な人の命を守るため、ハザードマップ等を確認しながら自分たちのできることを考え、「早めの行動」を心掛けましょう。
■警戒レベルごとでとるべき行動
◇早期注意情報
[警戒レベル1]
ー災害への心構えを高めるー
テレビやインターネットの天気予報などで、今後の雨量や警報級への可能性など情報収集に努めましょう。
◇大雨・洪水注意報
[警戒レベル2]
ー自らの避難行動を確認ー
ハザードマップ等による避難所・避難経路の確認、避難時持ち出し品の準備
※警戒レベル1~2は、気象庁が発令します。
◇高齢者等避難
[警戒レベル3]
ー高齢者などは避難ー
避難に時間のかかる高齢者や体の不自由な方等は、協力者の支援を受けて安全な場所へ避難しましょう。
※高齢者以外の方でも危険を感じたらすぐに避難しましょう。
◇避難指示
[警戒レベル4]
ー全ての人が避難ー
いつ災害が起きてもおかしくない危険な状況です。速やかに全員が避難してください。
◎警戒レベル4までに必ず避難
◇緊急安全確保
[警戒レベル5]
ー命の危険直ちに安全確保ー
すでに安全な避難ができず、命が危険な状況です。直ちに身を守る行動をとってください。レベル5が発令される前に避難することが重要です。
■情報収集に役立つ主な発信元
・気象庁ホームページ
・新潟県土木防災情報システム
・関川村防災メール
※本紙二次元コード参照
■いざという時のために日ごろの「備え」を
ー避難時持ち出し品の例ー
避難する時にまず持ち出すべきものの一例です。非常用持出袋に入れ、日ごろから持ち出しやすい場所に置いておきましょう。
・貴重品(預金通帳、ハンコ、健康保険証、免許証など)
・現金(お札だけでなく、小銭も準備)
・携帯電話
・携帯ラジオ
・懐中電灯と予備電池
・非常食・飲料水(1日分)
・衣類(下着・上着・靴下など(1回分))
・雨具・手袋
・生活用品(ライター・ナイフ・缶切り・ウェットティッシュ、トイレットペーパー、ビニール袋など)
・救急セット(ばんそうこう・ガーゼ・包帯・消毒液・三角巾など)
・マスク・手指消毒液(感染予防対策として)
※季節や家族構成に合わせて、カイロや携帯トイレ、紙おむつ、粉ミルク、常備薬なども検討してください。
避難とは、「難」を「避」けることです。安全な場所にいる人まで避難場所に行く必要はありません。感染症対策としても分散避難は有効です。
出典:内閣府(防災担当)・消防庁