くらし 遺跡は、軌跡 お散歩マップをお供にして砺波の歴史をたどる旅に出かけよう!(1)

■遺跡お散歩マップできました
砺波の遺跡を隅々まで網羅。その遺跡に伝わる逸話や、発掘時の様子、出土品など、今を生きる私たちが目視できないものも掲載しました。ご先祖様の暮らしの跡を覗いてみませんか?

■砺波2万年の歴史の旅へ
私たちが暮らすこの土地の下には、先人たちの暮らしの歴史が息づいています。
庄川の扇状地に位置する砺波市には二百近い遺跡が残されています。これらの遺跡からは、ほほえみあふれる土偶、煮炊きに使われた土器、陶器でできたミニチュアの五重塔など、さまざまな出土品が見つかっています。これらを通じて、約二万年前から数百年前にかけての暮らしの様子を知ることができます。なかでも、国指定史跡の増山城跡をはじめとする城郭は、砺波市が誇る歴史のタイムカプセルです。
現在は水田や住宅になっている場所もありますが、発掘調査によって砺波を舞台とした地域の歴史が少しずつ明らかになっています。
「となみ遺跡お散歩マップ」を片手に昔の人々の足跡をたどる散策に出かけてみませんか。

■埋蔵文化財って?
土地に埋蔵されている文化財のことで、集落跡、古墳、城跡などの「遺構」や、土器、石器などの「遺物」を指します。これらが存在している地域を「遺跡」と呼びます。

■お散歩マップはここで入手
◇埋蔵文化財センター
住所：砺波市頼成566
時間：9時～17時
【電話】37-1303

◇砺波市観光協会
住所：砺波市宮沢町3-9
時間：9時～18時
【電話】33-7666

◇砺波図書館
住所：砺波市幸町4-1
時間：10時～19時
【土日・祝は17時30分まで】
【電話】32-4128

※休日等は各QRコードからご確認ください。
※QRコードは、本紙P.2をご覧ください。

■掲載数196箇所!
紫色の枠に囲まれている地点が砺波市で確認されている遺跡です。
あなたの家の近くの遺跡に足を運んでみると新しい発見があるかもしれません。

■PICK UP!!夏休みは埋蔵文化財センターへ!!
「埋蔵文化財センター」ってどんな施設かご存知ですか。この施設は、子どもから大人まで、遊びや体験を通して埋蔵文化財と自然に触れ合えるミュージアムです。市内の遺跡から発掘された出土品が多数展示されており、何千年も前に使用されていたモノが現在にも存在している不思議が体感できます。
これから始まる夏休みに親子で一緒に、砺波の歴史と文化にふれてみませんか。自由研究などにも活用できるアイデアがみつかるかも!?ぜひお気軽にお立ち寄りください。

◇今年は2日間!7/26(土)27(日)となみっ子集まれ!!
埋蔵文化財センター
オープンデー!
対象：小学校1～6年生
・発掘キットを使った発掘体験
・まが玉づくり
・縄文土器づくり
などを開催します。詳しくは小学校で7月上旬に配布されるチラシをご覧ください。

※詳細は、本紙P.2～3をご覧ください。