- 発行日 :
- 自治体名 : 富山県小矢部市
- 広報紙名 : 広報おやべ 2025年10月号
災害が発生した場合、交通網や電気・ガス・水道などのライフラインが寸断され、食料品や飲料水、生活必需品が手に入りにくくなります。また、市などが行う公的備蓄や支援物資は、災害発生直後では被災者へすぐに行き渡らない場合があります。
そこで、各家庭で災害に備えて、最低でも3日分以上の食料品・飲料水・簡易トイレなどを備蓄しましょう。(7日分の備蓄が推奨されています)
『※災害備蓄の基本は家庭での備蓄です。』
市でも災害に備えて食料品・飲料水・簡易トイレ・資機材などを備蓄していますが、市の備蓄や支援物資だけでは、食物アレルギーの人や高齢者・乳幼児、慢性疾患の人など、すべての人のニーズに対応することが難しいため、各家庭の事情に応じた備蓄が必要です。一度ご家族で備蓄について話し合ってみましょう。
避難方法の1つである、親戚・知人宅への避難や安全が確認された場合の在宅避難では、「備蓄」が必要不可欠です。特に、トイレについては十分な数がないと、排せつ自体を我慢することや食事を取らなくなるなど、最悪の場合、災害関連死につながります。持ち出しが容易な携帯トイレや便器自体が使えなくなった時に備える簡易トイレなどを備蓄しましょう。
また、非常用持ち出し袋を用意し、災害発生時に避難先へ各家庭の備蓄品を持参することも重要です。自助だけでなく、近所の人などと共に支えあう“共助”にもつながります。
近年、災害は激甚・頻発化していることから、普段から災害に備えて各家庭にあった備蓄をすることが、防災対策ではとても大切です。ぜひ、各家庭で災害に備えて、最低でも3日分以上の備蓄をしましょう。
[問]災害発生時は、避難所に行けば備蓄品はあるので持参しなくてもよい 〇 or ×
[答]×(災害によっては、公的備蓄や支援物資が届きにくい場合があります。また、全ての方のニーズに対応することが難しいため、各家庭の事情に応じた備蓄を行い、災害時には非常用持ち出し袋に入れて持参しましょう。)
問い合わせ:総務課
【電話】67-1760【内線】234
