- 発行日 :
- 自治体名 : 富山県小矢部市
- 広報紙名 : 広報おやべ 2025年11月号
市政の現状について、市民の皆さんのまちづくりへの考え方や意見を調査し把握することにより、市民のニーズに対応した市政運営を目指すため、2年に1度の「市民満足度調査」を実施しました。
令和元年度から始まった第7次小矢部市総合計画に掲げた43の政策の「満足度」や「重要度」を調査しましたので、調査結果の概要についてお知らせします。詳しい調査結果はホームページに掲載しています。
調査にご協力いただき、ありがとうございました。
■総合満足度
「満足度が高い」は25.9%
満足度が『高い』との回答は25.9%(「高い」2.6%+「やや高い」23.3%)で、前回調査(令和5年度)から0.9ポイントの減少となりました。
一方、満足度が『低い』との回答は31.4%(「低い」7.7%+「やや低い」23.7%)で、前回調査から2.3ポイントの増加となりました。

◇若い世代ほど、満足度が高い傾向がある

■政策の満足度
「生活環境の保全」、「上下水道の整備」の満足度が高い
「中心市街地の活性化」、「観光の振興」の満足度が低い
第7次総合計画に掲げた43の政策について、市民の皆さんの現状の満足度を調査しました。
満足度の高い政策、満足度の低い政策上位5つはそれぞれ次のとおりです。

※回答のうち、満足度が「高い」と「やや高い」を合わせて『高い』とし、「低い」と「やや低い」を合わせて『低い』としています。
«調査の概要» 調査基準日:令和7年7月1日(前回調査:令和5年7月1日)

※記載している数値はすべて百分率で示し、小数点第2位を四捨五入しています。
そのため、内訳の合計が100%にならない場合があります。
■政策の重要度
「持続可能な自治体経営の確立」、「学校教育の充実」などの重要度が高い
第7次総合計画に掲げた43の政策について、まちづくりの基本目標ごとに重要度の高い政策を調査しました。
前回調査と比べて、基本目標2以外では重要度1位の政策は変わりませんでしたが、基本目標2においては前回2位の「魅力ある市街地等の形成」が1位となりました。
◇まちづくりの基本目標1
魅力あふれる産業と経済活力のみなぎるまち

◇まちづくりの基本目標2
人をよびこむ都市空間と多彩な交流でにぎわうまち

◇まちづくりの基本目標3
未来にやさしい環境と安全安心に暮らせるまち

◇まちづくりの基本目標4
市民と行政が協働して自治体経営を支えるまち

◇まちづくりの基本目標5
人をすこやかにはぐくむ教育と歴史文化がいきづくまち

◇まちづくりの基本目標6
心がやすらぐ健康とあたたかな福祉で支え合うまち

■政策ごとにみる「重要度」と「満足度」との関係
◇重要度、満足度がともに高い政策
重要度と満足度がともに高い政策は次の10政策で、政策として強みがあり、取組を継続的に行う必要があるものになります。
・公園・緑地の充実
・開かれた市政の推進
・芸術・文化の振興
・地域医療体制の充実と健康づくりの推進
・就学前教育・保育の充実
・地域情報化の推進
・生涯にわたる学習活動の推進
・歴史遺産・文化財の保存と活用
・妊娠・出産・子育て支援の充実
・高齢者福祉の充実
◇重要度が高く、満足度が低い政策
重要度が高く、満足度が低い政策は次の12政策で、これらは本市が最優先に対応すべき政策になります。前回調査に引き続き、「魅力ある市街地等の形成」、「雇用の安定」、「商工業の振興」などが同じ分類に入っており、引き続き取り組むべきものになります。
・農業・農村の振興
・地域ブランドの振興
・企業立地の促進
・魅力ある市街地等の形成
・移住・定住の促進
・持続可能な自治体経営の確立
・商工業の振興
・中心市街地の活性化
・雇用の安定
・住宅・宅地の充実
・市民と行政との協働の推進
・社会保障の充実
そのほか、「小矢部市への愛着や誇り」などについて調査を行いました。
詳細はホームページ(No.1001654)をご覧ください。
問い合わせ:企画政策課
【電話】67-1760【内線】252
※No.市ホームページの「目的別検索」から番号を入力すると、詳細情報をご覧になれます。
