健康 射水市民病院 市民病院コラム

■脳血流シンチグラフィについて
放射線技術科
脳内の血の流れを調べる特別な検査、「脳血流シンチグラフィ」についてご存知でしょうか。
「脳血流シンチグラフィ」は、核医学検査の一種です。この検査では、脳の中を流れる血液の様子を詳しく調べることができます。私たちの脳は、たくさんの血管を通じて酸素や栄養を受け取っています。この検査により、その血液の流れがどうなっているかを画像にして知ることが可能です。
検査の方法は簡単です。まず、安全な放射性物質を含む薬を腕の静脈に注射します。この薬は脳の血管を通って流れていきます。そして、特殊なカメラで脳を撮影すると、血液の流れる様子が確認できます。お薬は検査前日に注文し、当日の朝に届くため予約が必須です。
「脳血流シンチグラフィ」は、認知症やパーキンソン病などの脳の病気を早く見つけたり、治療の効果を確認したりするのに役立ちます。痛みもほとんどなく、30分程度で終わる安全な検査です。
核医学検査は他の臓器(心臓や骨など)でも行われますが、脳血流シンチグラフィは特に大切な脳の異常を早い段階で判明する強い味方です。気になることがあれば、ご相談ください。

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