子育て 教育委員会連載 第5回

■“教育の未来“は加賀にあり
▽市に新しい屋内プールができること、知っていますか?
前回、「市民のスポーツ機会の確保、市の文化財の保護、生涯学習の振興なども教育委員会の重要な仕事です」とお伝えしました。これらの分野で、特に市民の皆様にお伝えしたいニュースを2つお届けします。

▽01 新たな加賀市市民水泳プールを建設中です
現在の屋内プールは、運用開始から40年が経過し、施設・設備が老朽化しています。そこで、現在、加茂町・作見町の境に新たな屋内プールを建設中であり、2026年春にオープンできる予定です。プールには入水スロープを設置するほか、トレーニングルームを併設するなど、機能も一層充実したものとなります。また、これまでと同様、市内在住の中学生以下の方は無料となります。幅広い世代の方にご利用いただけることを期待しています。

▽02 大聖寺城跡が「国指定史跡」になります
大聖寺地区の西方に位置する大聖寺城跡は、戦国時代の加賀国の地域支配の拠点であり、石垣・堀・土塁などの設備や複雑に折れ曲がった城道など、攻めてくる敵への備えが良く残っている重要な史跡です。この度、その価値が認められ、国指定文化財となることになりました。「城跡」は、見た目に分かりやすい天守閣等が残っているものではありませんが、「なぜ、このまちが今のような形をしているか」に迫れるのが大聖寺城跡の大きな価値の1つであり、引き続き、市として保存・活用に努めます。

■教育長から一言
「教育」委員会という名前からは必ずしも想像できない多様な業務の一端をご紹介しました。これらも全て、生涯を通じて豊かな人生を送るためという観点で、教育にも通ずる分野ですので、私も任期中精一杯取り組みたいと思います。