- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県
- 広報紙名 : NEWSふくい 73号
■都道府県初 幸福実感共創ラボ「ふくウェル」発足
6月6日、県民の幸福実感向上のための官民共創組織「ふくウェル」を発足。拠点となるフクマチブロック1階のPLAYCEで初めて官民共創会議を開催しました。この組織は、「幸福度日本一の社会基盤」と「県民一人ひとりの高い幸せ実感」の両方を実現する「日本一の幸せ実感社会」を目指すことを目的に設置。拠点には幸福実感ディレクターや地域おこし協力隊が平日常駐し、ウェルビーイング経営を実践する企業の支援や大学と連携した研究などが進められます。
■エンゼルランドふくい 開館25周年記念式典を開催
5月24日、エンゼルランドふくい(県児童科学館)の開館25周年記念式典が開かれました。同館は宇宙や科学の原理を楽しみながら学べる体験型の展示や大型遊具などを備え1999年6月に開館。多くの家族連れに親しまれています。25周年を記念し、名誉館長を務める宇宙飛行士の毛利衛さんが「宇宙から見る福井県の未来」と題して講演を行い、参加した親子ら約220名に向けて「宇宙開発を学ぶ環境が整っている福井県で、宇宙について学んでほしい」と呼びかけました。
■六呂師高原キャンプ場「SORA to DAICHI」オープン
キャンプ場「SORA to DAICHI」が7月19日、大野市南六呂師にグランドオープンしました。県の支援で整備されたこの施設では、星空保護区ならではの美しい星空やスイスのアルプスのような高原景観など非日常を満喫できます。また、六呂師高原の自然資源を生かしたサウナ棟も整備されており、心身ともにリフレッシュできます。8月末には音楽フェスの開催も予定されており、ファミリー層からアウトドアファンまで幅広い世代が楽しめる施設です。
■水月湖年縞11年ぶりの掘削「暴れる気候」の影響を研究
三方五湖の一つである水月湖で、6月23日から年縞の掘削が始まりました。年縞は1年ごとの縞模様がある珍しい地層で、水月湖の年縞は7万年分が途切れることなく積み重なっている、世界的にも貴重な研究対象です。11年ぶりとなる掘削には年縞博物館や立命館大学など国内外の研究機関が参加。気候が慢性的に不安定化する状態「暴れる気候」の解明に向けて研究を進めます。さらに、秋ごろには年縞掘削研究の最新成果を紹介する特別展を年縞博物館で開催します。
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