子育て 11月は「こどもまんなか月間」です こどもの笑顔がふくいを変える!(2)

◆こどもまんなかPOINT2 新しい子育て支援
保護者の子育ての負担を軽減するだけでなく、こどもの権利を守り、こどもと保護者が共に幸せに過ごすための支援を行っています。
「こども家庭センターふくっこ」は、子育てに関連する不安に寄り添い、気軽に相談できる窓口です。保健師や社会福祉士、心理士などの専門職員が、妊娠から出産、子育てに至るまで、さまざまな相談に応じています。
また、関係機関と連携しながら、児童虐待、ヤングケアラーなどの問題の早期発見、対応にもつなげています。

◇こども家庭センターふくっこ
「何でも相談してください!」
【電話】20-2905

◇経済的な支援
・子ども医療費無償化の拡充
今年1/1受診分から、無償化の対象を拡充。未就学児に加え、小学生から高校3年生相当までのこどもの医療費の自己負担金を無償にしました。

・保育料無償化の拡充
昨年9月から、第2子の保育料を完全に無償化しました。2人以上こどもがいる世帯は、2人目以降は無料です。
[ニーズ調査 満足度2倍!]

・不妊治療支援
こどもを望む人の特定不妊治療にかかる費用を助成します。
[中核市でトップクラス!]

◇子育て環境づくり
市内に12か所ある地域子育て支援センターは、子育て中の親子が、一緒に遊びながら交流したり、相談したりできる地域の遊び場です。
「気軽に来られて助かってます!」

◆こどもまんなかPOINT3 こどもを社会全体で育てます
こどもまんなか社会では、地域行事や企業などによるさまざまな体験の機会の提供、特別な支援が必要なこどもへの配慮などを通して、こどもの成長を保護者だけでなく社会全体で応援し支えます。
地域社会全体で、こども・子育てに関わり、支えていく環境づくりを進めるなかでは、世代や立場を超えた人と人との交流が活性化することも期待できます。こどもたちが、楽しく、安心して、元気に暮らせるまちは、大人や高齢者にとってもやさしい、住みよい街になるのではないでしょうか。

◇こども食堂
市では、こどもたちが安心して過ごせる社会を目指し、こども食堂など、幅広い世代の人たちが集い、交流することができる「居場所づくり」を応援しています。
今年6月に活動を開始した「こども食堂 木のおうち」。和田地区で月に2回ほど、毎回ゲスト講師などを迎え、学習支援や食事を提供しています。地域に開かれたこどもたちの交流の場を作りたいという思いで活動を始めた水口実穂さん。「こどもだけでなく、子育て中の親にもホッとしてほしい」と言います。
「誰もが、かつてはこどもだった。自分がこどものときにうれしかったこと、望んでいたことなどを思い出して、それを与えてあげるといい」、それが社会全体でこどもを育てるための第一歩だと話してくれました。

◇こどもまんなか応援サポーター
「こどもまんなか応援サポーター」は、「こどもまんなか」の趣旨に賛同し、社会全体でこどもを支えるアクションに取り組む個人・団体・企業などです。
「ラブリーパートナーエルパ」では、スタッフが働きやすい職場環境を整えるために、企業主導型保育所や事業所内託児所を設置しています。「保育園や託児所があるからエルパで働きたい」という声もあるそうです。その他にも、エルパを舞台にした若者の活動支援や、書店「AKUSHU BOOK and BASE」を通じて社会福祉施設などへ絵本を届ける取り組みなど、さまざまなこどもまんなかアクションも行っています。

市の子育て施策について、福井市公式LINEの「結婚・子育て」や、冊子「はぐくむbook」、WEBサイト「はぐくむ.net」をご覧ください。

問合せ:こども政策課
【電話】20-5412【FAX】20-5735