- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県敦賀市
- 広報紙名 : 広報つるが 令和8年1月号
■寒さに負けない!家庭でできる冬の健康ごはん
寒い冬、朝起きるのもつらく、風邪や体調不良が気になる季節となってきました。
冬は気温の低下などにより体温が下がりやすく、血流や免疫細胞の働きに影響を受けやすい季節です。また、寒さで外出や運動の機会が減ったり、食事内容や睡眠リズムが乱れたりすることで、免疫力のバランスが崩れることもあります。免疫力を保つためには、栄養バランスのとれた食事や腸内環境を整えること、十分な睡眠をとることが大切です。日々の食事に少し工夫を取り入れて、冬も元気に過ごしましょう。
▽ポイント1.寒さ対策!身体を温めてくれる食材を意識して摂り入れましょう
(1)香味野菜を積極的に使う
しょうが、ねぎ、にんにくなどの香味野菜は、免疫力を高めるビタミン類や身体を温める辛味成分が豊富に含まれています。料理の風味づけとして使うだけでも、体温の維持や風邪予防に効果的です。
(2)旬の野菜を上手に摂り入れる
冬が旬の野菜は栄養価が高く、体調管理にぴったりです。ただし、白菜や大根といった水分の多い野菜は、冷たいまま食べると身体を冷やしてしまいます。鍋や煮物、スープなどの温かい料理に加えることで、栄養を逃がさず身体をしっかり温めることができます。
▽ポイント2.腸を整える!発酵食品のすすめ
味噌、納豆、ヨーグルトなどの発酵食品を日々の食生活に取り入れることで善玉菌を増やすことができます。また、これらの善玉菌の“エサ”となる食物繊維やオリゴ糖(野菜や果物・海藻など)を一緒に摂ることで、さらに腸を整える効果が高まります。
食品に含まれる菌の多くは、腸に長くとどまらないため、継続して食べることが大切です。
▽ポイント3.主食・主菜・副菜をそろえてバランスよく♪
必要な栄養素を摂取するためには、バランスのよい食事が大切です。主食・主菜・副菜をそろえることで自然とバランスのよい献立を作ることができます。いろんな食品をまんべんなく食べることを意識しましょう。
主食…炭水化物を多く含み、からだのエネルギーのもとになる(ご飯、パン、めん類など)
主菜…たんぱく質を多く含み、からだの筋肉や血液などのもとになる(肉、魚、卵、大豆製品など)
副菜…ビタミン、ミネラル、食物繊維を多く含み、からだの調子を整えるもとになる(野菜、海藻、きのこなど)
問合せ:健康推進課
【電話】25-5311
