くらし 2026 新年のごあいさつ(2)

■未来に誇れる敦賀へ市民に寄り添い、市民とともに
敦賀市議会議長 浅野 好一
新年明けましておめでとうございます。市民の皆様には、希望に満ちた新春を健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。また、日ごろから市議会に対し温かいご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

▽昨年を振り返って
北陸新幹線敦賀開業から2年目となった昨年、敦賀市では、交流人口の拡大や新たな投資の芽吹きが進む中、中心市街地のにぎわい創出や観光資源の磨き上げなどに向けた取り組みが着実に前進しました。一方で、物価高騰や人手不足、災害への備えなど、地域社会が直面する課題は一層多様化・複雑化しています。市議会としても、市民の暮らしの安心と地域の持続可能性を最優先に、議論を尽くし課題解決に向けて全力で取り組んでまいります。
また、昨年は戦後80年という節目の年でもありました。戦争の惨禍を経験した先人たちは、復興と平和を願い努力を積み重ね、今日の敦賀市を築き上げてきました。私たちが直面する人口減少や地域経済の課題も、平和の礎の上にある「持続可能なまちづくり」という新たな挑戦であり、戦後復興の歩みと同じく市民一人ひとりの協力と連帯が不可欠です。敦賀市は「人道の港」として、困難に直面した人々を優しく受け入れた歴史を持っています。その精神を次世代へと継承し、未来に誇れるまちづくりを共に進めていくことが私たちの責務であると考えます。

▽市議会の取り組み
市議会において、開かれた議会、信頼される議会を目指し行っている取り組みをいくつかご紹介します。
昨年6月定例会において「敦賀市議会ハラスメント防止条例」を制定しました。議員および職員が尊重された職務環境を確立することで、市政の効率的運営に寄与し、市民から信頼される議会の実現に努めてまいります。
議会活動の報告や、市民の皆様との意見交換を行うため毎年開催している「議会報告会」を、昨年は市内全ての9つの公民館で開催し、より多くの市民のご意見をお伺いできるよう努めました。今後も改善を図りながら引き続き実施してまいります。
また、主権者教育の一環として、市内の高校と協力し、高校生が作成した請願を議員が本番さながらに審査する「模擬請願審査」を実施しました。審査後の高校生との意見交換では、若い世代の考えや意見を聞くことができ、とても貴重な機会となりました。高校生の皆さんには、これを機に自分たちの暮らしや地域のこと、また政治について、より興味を持って考えていただけることを期待します。
ほかにも、本会議に加え予算決算常任委員会全体会のYouTube配信や、タブレット端末の導入により会議資料等の完全ペーパーレス化を実施するなど、デジタル化をはじめとした議会DXの推進にも取り組んでいます。

▽結びに
本年も、市議会は様々な取り組みを進めるとともに、皆様とともに歩み、市民の安心と未来に誇れるまちづくりに全力で取り組んでまいりますので、なお一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
新しい年が皆様にとって、幸多き笑顔あふれる一年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。