くらし 令和8年1月1日から上下水道料金を改定します

上下水道は、安全・安心な水の供給、公衆衛生の向上や水質保全など、市民生活や企業の経済活動にとって欠かすことのできないライフラインです。
将来にわたり、上下水道サービスを安定的に提供していくために、水道料金および下水道使用料(集落排水処理施設使用料を含む)を改定します。
皆さまにはご負担をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。

■上下水道事業の現状と料金改定の理由
上下水道事業は、施設整備や維持管理などにかかる費用を、主に上下水道の料金収入で賄っています。今後、人口減少により水需要は減少し続けると予測され、それに伴い料金収入の減少が見込まれます。
一方、高度成長期に整備した施設などの更新時期の到来により、老朽化した施設の更新や耐震化に多額の費用が必要となるため、現行の料金・使用料では、財源不足により計画的な建設改良工事の実施が困難となる見込みです。
これらのことから、将来にわたり健全な経営を維持し、皆さまに安定したサービスを提供し続けるために、上下水道料金の基本料金と従量料金の単価を一律20%引き上げる改定をお願いすることとなりました。

■新料金を適用する時期
令和8年1月1日以降の使用分から新料金が適用になります。ただし、令和7年12月31日以前から継続して使用している場合は、経過措置により令和8年3月請求分までは旧料金となり、令和8年4月請求分から新料金が適用になります。

▽令和7年12月31日以前から継続して使用している場合
・奇数月検針の方 令和8年3月検針分(4月請求)から新料金
・偶数月検針の方 令和8年4月検針分(5月請求)から新料金

▽令和8年1月1日以降から使用を開始する場合
・初回の請求から新料金

■水道の改定前後の料金
・現行の水道料金(2カ月あたり・税抜)


・改定後の水道料金(2カ月あたり・税抜)

・現行の水道料金との比較(使用者の多い口径を抜粋)
(2カ月で40立方メートル使用した場合)(税抜)

・改定後の料金の計算例
メーター口径13mmで、2カ月で40立方メートル使用した場合
(1)基本料金2,300円
(2)従量料金
1~20立方メートル分 5円×20立方メートル=100円
21~40立方メートル分 122円×20立方メートル=2,440円
2カ月分の水道料金((1)+(2))税抜4,840円

■下水道の改定前後の使用量
・現行の下水道使用料(2カ月あたり・税抜)


・改定後の下水道使用料(2カ月あたり・税抜)

・現行の下水道使用料との比較
(2カ月で40立方メートル使用した場合)(税抜)

・改定後の使用料の計算例
一般汚水用で、2カ月で40立方メートル使用した場合
(1)基本使用料 2,740円
(2)従量使用料
1~20立方メートル分 7円×20立方メートル=140円
21~40立方メートル分 151円×20立方メートル=3,020円
2カ月分の下水道使用料((1)+(2))税抜5,900円

口径と使用水量は、2カ月ごとの検針時に配布する「使用水量等のお知らせ」で確認できます

問合せ:経営企画課
【電話】22-8147