くらし 誰もが安心して住み続けたくなるまちつるが~みんなで“支え”“支えられる”地域づくり~

敦賀市では、高齢者、障がい者や子どもなど全ての人々が地域や暮らしの中で役割を持ち、支え・支えられる関係を共につくる「地域共生」のまちづくりを目指しています。
今回は、地域の助け合い・支え合い活動を広めるための取り組みなどについて紹介します。

■粟野地区支え合い地域づくりフォーラムを開催!!
・粟野地区支え合い地域づくりフォーラム
粟野地区において、令和6年12月7日(土)に支え合い地域づくりフォーラムを開催し、住民、約60人の方が参加されました。粟野地区の高齢化率や介護認定率などの報告の後、公益財団法人さわやか福祉財団の髙橋望(たかはし のぞむ)先生から「みんなで考えよう!地域の支え合い~自然に「助けて」と言える地域を目指して~」と題して講演会が開かれました。
フォーラムの最後には、近所での助け合いをゲーム感覚で楽しく体験できる「助け合い体験ゲーム」を行い、各グループからはゲームを通して笑顔で握手が交わされていました。

▽参加者の声
・現状を踏まえ、少しでも協力できることは積極的に取り組みたい。
・できない理由よりもやってみることの大切さを知った。
・「助けて」という声を挙げることが必要。そのためには日頃からの対話が重要だと思う。

その後、さらに具体的な活動を創出するため3回にわたり、「粟野地区井戸端会議」が開催され、講師には、フォーラムと同じく髙橋望(たかはし のぞむ)先生をお招きし、講話とグループワークを中心に行い、粟野地区の目指す地域像や足りないもの・あるといいものなどを考えるなど、活動創出に向けた手法を学びました。今後も定期的に話し合いの場を持ち、粟野地区で「みんなで“支え”“支えられる”地域づくり」を目指します。

・野坂ささえあい隊(野坂区)
このフォーラム・井戸端会議をきっかけに野坂地区において、「野坂ささえあい隊」が結成されました。老人クラブ会長をはじめ、約10人の野坂区民の方々が定期的に集まり話し合いを行っています。毎回活発な意見が交わされ、今年度はまず、高齢者の方々の生活支援と並行し、多世代交流の場を設ける予定です。

■地域の活動団体について紹介!!
・金山光輝会(金山)
金山区の老人クラブを中心に、約20人の方々が集まり、毎週水曜日の午前中に金山ふれあい会館にて輪投げやボッチャ、ドライフラワーのワークショップなどをしています。定期的に集まることで、より親睦が深められ、毎回笑顔が絶えない時間になっています。また、近所の方々の様子や自身の体調など、情報収集や相談の場にもなっています。

・おお原の里長寿の会(原区)
毎週火曜日の夕方、移動販売車が来て、買い物に区民が集まります。その時間帯に何かできないかと思い、会の活動が始まりました。皆で集まり、賑やかに体操や伝承料理の料理教室をしています。先日は市立看護大学生との交流会もありました。笑い声が絶えず毎週楽しんでいます。

■敦賀市情報マップ「通いの場」が新しくなりました!!
この冊子は市民の皆さま、特に高齢者の方々が住み慣れた地域で生きがいのある生活を送れるよう支援することを目的に、地域にある「通いの場」をまとめたものです。「事業所編」と「住民主体の通いの場編」の2部構成になっています。ご希望の方は長寿健康課(【電話】22-8181)までお問い合わせください。市HPからもご覧いただけます。

問合せ:長寿健康課
【電話】22-8181