くらし 街角スケッチ

■今年もにぎわう一大イベント
9月2~4日 敦賀まつり
敦賀に秋の訪れを告げる「敦賀まつり」が開催されました。初日は「宵山巡行」が行われ、宵山の上で、子どもたちが笛や太鼓による囃子(はやし)に合わせながら華麗な踊りを奉納しました。2日目は氣比神宮のご神体を奉った神輿が街を練り歩く「御鳳輦巡幸(ごほうれんじゅんこう)」、「神輿渡御(みこしとぎょ)」、マーチングや仮装・電飾パレードなど22団体による「カーニバル大行進」が行われました。最終日には、豪華絢爛な6基の山車による「山車巡行」、人間国宝である鶴賀若狭掾(つるがわかさのじょう)をお招きし、敦賀がルーツの江戸の粋、新内節に合わせて三味線を弾きながら浴衣姿で練り歩く「新内流しの夕べ」が行われ、会場周辺は祭り一色に染まりました。

■トップアスリートに学ぶ
9月9日 愛宕頼(あたごらい)選手 母校で講演会
敦賀市出身で国内外で活躍する陸上男子100mの愛宕頼選手が母校の敦賀西小学校で4~6年生101人に速く走るコツを伝授しました。愛宕選手は松陵中へ進学後に陸上を始め、現在、東海大学の4年生。今年4月の出雲陸上男子100mでパリ五輪代表を抑え優勝し、大会MVPを獲得しました。講演では、「陸上競技を通じ特別な経験ができた。みんなにもいろいろなことに挑戦し、あきらめずに続けてほしい。」と後輩にエールを送りました。6年生の岡本遼祐(おかもとりょうすけ)さんは、「愛宕選手が教えてくれたコツを使うと速く走れた。愛宕選手の速さにびっくりした。」と話していました。

■音楽におぼれる2DAYS!!
9月13~14日 おぼろっく2025~TSURUGA MUSIC FESTIVAL~
昨年に続き2回目となる音楽フェスがきらめきみなと館と市民文化センターのステージで開催され、計28組の人気アーティストが出演しました。市民文化センター前に特設された「つるが☆ステージ」では福井ゆかりのアーティスト6組がフェスを盛り上げました。Novel Coreファンの女性4人組(千葉、広島、大阪、仙台)や、青春ヶ丘俊光ファンの20代の女性3人組(市内2人、富山1人)など、県内外から多くのファンが訪れ、「初めておぼろっくに来た。ライブが楽しみ。」と笑顔で話していました。会場周辺では地元の食、全国の食を集めた飲食ブースも設けられ、参加者は敦賀ならではのフェス飯を楽しんでいました。

■五穀豊穣願い 踊りや舞い奉納
9月14日 阿曽相撲甚句 赤崎獅子舞
県無形民俗文化財に指定されている「阿曽相撲甚句」と「赤崎獅子舞」がそれぞれの区内の神社で奉納されました。
阿曽相撲甚句は300年以上前から阿曽に伝わる踊りで、利椋(とくら)八幡神社で奉納されました。子ども相撲甚句では、市内小中学校の児童生徒ら7人が掛け声をかけながら軽快に踊りました。村岡幸憲(むらおかゆきのり)さん(東浦中学校2年生)は「みんなとタイミングを合わせるのが難しかったが一致団結してできた。」と話していました。
赤崎獅子舞は江戸時代からの歴史があり、赤崎の八幡神社で奉納されました。地元奉賛会の会員ら18人が6種の演目を披露しました。「高山の舞」を演じた森野創太(もりのそうた)さん(敦賀高校2年生)と森野煌冬(もりのきらと)さん(敦賀気比高校2年生)は「舞は難しかったがやり遂げることができて達成感がある。」と話していました。

■ちえなみき開業3年で来場者数100万人達成
9月20日 ちえなみき来場者数100万人達成セレモニー
敦賀市知育・啓発施設「ちえなみき」の来場者数が、8月30日に100万人を達成し、記念セレモニーが行われました。100万人目の来場者となったのは、今西智彦(いまにしともひこ)さん家族3人(滋賀県長浜市)。セレモニーでは米澤市長から記念品として敦賀の名産品などが贈呈されました。今西さんは、「カフェや本で遊べる親子のスペースがあって、何度も足を運んでいる。家族みんなが好きな場所。」と話していました。「ちえなみき」は令和4年9月の開業から3年を迎えた公設民営書店。ちえなみき店長の笹本早夕里(ささもとさゆり)さんは、「ここが目的で新幹線に乗って来たと言われる方もいる。何度来ても楽しめる空間づくりをしていきたい。」と話していました。

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問合せ:広報広聴課
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