- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県あわら市
- 広報紙名 : 広報あわら 第256号(2025年6月)
近年、市内各地でアライグマなどの中獣による農作物や家屋などへの被害が多数寄せられています。これらの動物は天敵が少なく雑食性で、繁殖力も高いため、今後さらに被害が拡大する恐れがあります。被害防止のため、皆さんのご理解とご協力をお願いします。
■アライグマってどんな動物?
▽身体的特徴
※特定外来
生物・全長:約40~65cm
縞模様の尾
灰色の体
目の周りの黒い模様
白いヒゲ
▽どんな被害があるの?
・農作物や庭木の果実が食い荒らされる
・天井裏に巣を作り、大きな足音が聞こえたり、悪臭がする
▽被害を防ぐには?
(1)餌となるものを減らす!
・未収穫の農作物や落果実などを放置しない
・生ゴミは屋外に放置せず、ゴミ箱などに入れる
・ペットの餌(食べ残し)は速やかに片付ける
・餌付けは絶対にしない
(2)住める場所を減らす!
・家屋への侵入を防ぐため、家の基礎部分の通風口や屋根の継ぎ目などはしっかりふさぐ
・隠れ場所をなくすため、雑草の刈り取りや庭木の剪定(せんてい)を行う
アライグマなどは「鳥獣保護管理法」で規制されており、市の許可なく捕獲することは法律違反(1年以下の懲役または100万円以下の罰金)となります。また、アライグマは「外来生物法」により飼育が禁止されています。
市では捕獲に必要な講習会を実施していますので、農林水産課鳥獣害対策室【電話】73-8033へご相談ください。