くらし 消費者センターだより 私たちの消費が未来につながる「エシカル消費」

「エシカル(ethical)」とは「倫理的な」という意味で、人や社会、地域、環境に配慮したものやサービスを選んで消費することを「エシカル消費」といいます。
私たちは豊かな消費生活を送っていますが、その一方で、世界では貧困や児童労働、地球温暖化など深刻な社会問題が起こっています。
買い物をする時には、価格だけでなく「どこで作られたのかな?」「環境に優しいのかな?」といった商品の背景を考えて購入したり、日常生活でエシカルな視点を持った行動を心がけるなど、消費者一人ひとりの選択が、より良い未来につながっていきます。
すでに取り組んでいる人も、これからやってみようという人も、できることからエシカル消費を始めてみませんか。

■エシカル消費の一例をご紹介
▽買い物をする時に…
・地元で生産された商品を購入する
・地元のお店で買い物をする
・被災地の産品を購入する
・福祉施設で作られた製品を購入する
・必要なものを必要な分だけ購入する
・認証ラベルやマークのある商品を選ぶ
・フェアトレード商品(※)を選ぶ
・マイバッグを持参する
(※)フェアトレードとは…開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することで、立場の弱い生産者や労働者の生活改善と自立を支援する「貿易のしくみ」です。

▽日常生活の中で…
・食べ残しを減らす
・買ったものは食べきる・使いきる
・マイボトルを持ち歩く
・省エネを実践する
・ものを長く大切に使う
・ゴミの分別を徹底する
・自転車や公共交通機関を利用する

困ったときは一人で抱え込まず、消費者センターへご相談ください

問合せ:
消費者センター【電話】73-8017【E-mail】[email protected]
消費者ホットライン【電話】188(局番なし)
「泣き寝入りは、いやや(188)!」